BETTAKO -其の155-
2020.04.08 17:47
桜の木々を見上げながら、店に向かうのが
日頃の日課だった。
人々が、目に見えないちっぽけなウイルスに
恐慌しても、桜は一生懸命にその年の
役割を果たそうとしている。
葉桜となっていた近所の桜の木々達。
次のフェーズへ…そんなBETTAKOは、
酒場としては一旦小休止。
お持ち帰り処として、収束までの間、
家族を守るため暖簾を掛けることを
決めた水曜日。
仕込んだ料理の数々を、初日から筆入れ
乱書きすれば、己のリズムが乱れる。
筆入れしたい気持ちを抑え、6品目を書いた。
え?お弁当じゃないの?
そうご近所の人達からお声を頂く。
弁当を作る事…実は料理屋としては、
1日個数限定で作るお弁当ならば、
そう苦労はしないが、テイクアウト用の
弁当箱の形によって、食材を仕入れて、
仕込み詰め込む作業は、実はリスクがある。
とはいえ、周りと同じカテゴリーの弁当を
作るというのは、個人的に性に合わないが、
中央卸売市場が稼働してる事に、
ホッとしている…それが自身の本音である。
TwitterやInstagramをフォローしてくださった 皆さん達に本当に感謝しかない。
緊急事態宣言で不要不急の外出自粛要請の中
お持ち帰りをしてくださった皆さん達に、
すんません。多々感謝で目頭が熱いです。
己のリズムが初日に掴め、これからの日々を
モノマネではなく、自分流…そして、
BETTAKO流で頑張らせて頂きます。
thank you everyone.