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小豆の創造工学研究室

その1.あなたが創造性の高いモノ・コトに魅力を感じるのは何故か?

2016.05.13 10:18

皆様こんにちは。

AZUKIです。


ブログ「AZUKIの創造工学研究室」

記念すべき第一回目が始まりました!

(ぱちぱち)


創造工学とは簡単には、「創造という行為に方法論はあるか」という問いに答えを出そうと試みる学問です。


そして記念すべき第一回目のお題は、

「あなたが創造性の高いモノ・コトに魅力を感じるのは何故か?」

で参りたいと思います。

(感じない方はごめんなさい。)


第一回目からいきなり本質的な部分に迫りますが、一つ最後までお付き合い下さい。

(せっかくこんな辺境的ブログに足を踏み入れて下さったのですから。笑)


では早速参ります。


「そもそもあなたが創造性の高いモノ・コトに魅力を感じるのは何故ですか?」


(ぱんぱん!)

さて!


「あなたはこの問いに今、即答できますか?」

(どうでしょう?)



………。



「え、そんなの、なんじゃこりゃすげーっ!って感動したからなんだけど…」

「すげーと思ったし、俺もすげーもの創りてー!って思ってるんだけど…」


といった声が聞こえてきそうですが、この問いに対して、

「あなたの脳は今どんな答えを紡ぎだしましたか?」


そもそも自分が(誰かの)創造性の高いモノ・コトに魅力を感じたから、あなたも(わたしも)何かしらの創造的行為を始めたわけですよね。(たぶん)


自分自身が何故、創造性の高いモノ・コトに魅力を感じるのか。


実は、この問いに対する答えを自分の中で(自分なりにでも)言語化する事が出来たなら(意識化する事が出来たなら)、かなり「意図的に」創造性を加速させる事ができるのです。


これが、今回のブログのメイントピックスです。


では本題に入りましょう。

(前置きが長くてすいません。)


まず「この人は創造的な人だ!」と感じる人ってつまりはどんな人?

というところから話を進めるとします。


この問いの答えを簡単に言語化するなら、

「他の大多数の人が思いつかない様な事を思いつく人」

ということに尽きるのではないでしょうか。


ダンスでいうなら、

「なんでそんなヤバいムーブ思いつくの!?」

というムーブを連発する人がそれにあたります。


では何故その様な人、及びムーブは見る人を惹きつけるのでしょうか。

(あるいは価値がある、と認知されるのでしょうか。)

何故つい「おぉ!⤴︎」と脳が反応せずにはいられないのでしょうか。


それは一言でいうと、

(あ、もう結論に達してしまう!)

ただそういう事が出来る人が地球上(あるいはあなたの周り)に


「少ないから」


です。


ただそれだけです。


例えば、あなたがあるムーブを見て、

「なんて創造的なムーブなんだ!」

と感動したとします。


(以下「ムーブ」のところを、人、音楽、ライブ、絵、写真、映像、本など何にでも置き換えてお考えください。)


そのムーブは、

希少性が高い(つまり出来る人が少ない/見る機会が少ない)

が故に、あなたの

「普段使っていない脳の領域」

を反応させます。


別の表現でいうと、あなたは、

「その瞬間、日常では感じる事の出来ない特別な感覚を味わいます」。


その瞬間、普段眠っている脳のニューロンが「おぉ!⤴︎」と叩き起こされて反応し、

あなたは、「おぉ!⤴︎」という感覚を知覚するに至り、

実際に「おぉ!⤴︎」と声を漏らす訳です。


ただそれだけです。


では何故「創造的行為が出来る人が少ないのか(あるいは何故大多数の人がそれが出来ないのか)」については次回以降に譲るとして、

以下にもう一点重要な要素について記述して、今回は筆を置こうかと思います。


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それは、

「人は謎を解かずにはいられない」ので、

「創造的な行為に価値を感じる」

ということです。

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頭の上に「?」がお浮かびになられてると思いますので、解説致します。


創造的な行為とあなたが感動し、価値を感じるモノ(コト)は、全てに共通点があるはずです。


それは、

「自分には真似出来ないモノ(コト)」

であるということです。


そしてそれは同時に、

「どうやったらそれが出来るのか、自分にはわからないモノ(コト)」

であるが故に、

「何故この人はこんな創造的な行為ができるんだ?」という、

「謎」をあなたに提示します。


そして、あなたはその「解けない謎」を抱え込む事となります。


ここで前述しました、

「人は謎を解かずにはいられない」

という一文を再登場させます。


まず前提として、

「人は謎を解かずにはいられない」

のは何故か、といいますと、

「その方が生物学的に種としての生存率が高まるから」です。



…ここで少し寄り道を。

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原始時代に洞穴で暮らしていた原始人になったつもりで想像して頂きたいのですが、

例えば夜(勿論電気は無いので漆黒の闇夜)に、洞穴の中で眠っていると、

外から「ガサガサ…」という音が聞こえたとします。

(もうそれだけで恐怖ですよね。)


しかも先日の夜に、仲間がオオカミ的獣に襲われて見るも無惨な姿になって発見されたという経緯があるとします。


この場合の謎は、「ガサガサ…という音が獣由来のものであるか、ただ風で揺れた草由来のものであるか、どっちなんだろう…。」ということになります。


この謎を解かなければ、「不安で眠れなくて衰弱して死ぬ」か「獣に襲われて死ぬ」のどちらかになります。


そして、その謎(音が獣由来のものであるか、ただ風で揺れた草由来のものであるか)を解く為に、

人間がする事といえば、ひとつです。


「数多くのサンプル(今回の場合は音のサンプル)を集めて」、

「共通点を見出す」という事です。


つまり、獣由来特有のガサガサ…にはこういう共通点があり、風で揺れた草由来のガサガサ…にはこういう共通点がある、という事を、サンプルを多く集めて分析する事で、解明する(謎を解く)訳です。


(つまり、「人は謎を解かなければ生存できず、死ぬ(絶滅する)」ので、

人の脳の深い部分(下意識や潜在意識といった領域)に、

「謎を解かずにはいられない」

というマニュアルが予めインプットされている、という訳です。)


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ここで話を本筋に戻しましょう。

(長い寄り道、お付き合い頂き本当にありがとうございます。)


話は、

「人は謎を解かずにはいられない」

ので

「創造的な行為に価値を感じる」

でしたね。


さて、ここまでくると皆様も少し見えてきたのではないでしょうか。


では一気に話をまとめます!


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創造的な行為は、それを創造的な行為であると認知する者にとっては、

まさに自分では出来ない行為であるが故に、

「どうやったらそれが出来るのか」という謎を抱え込むに至り、

そして、前述の通り「人は謎を解かずにはいられない」故に、

本人の意志とは無関係に、脳の下意識や潜在意識といった領域が、その謎を解こうとします。


そしてその謎の解き方は、

「数多くのサンプルを集める、という形で成される」

が故に、

「もっと見たい!(もっとサンプルを集めたい!)」

とあなたの脳が欲するに至り、

「あなたは作品に釘付け状態になる」

に至り、

あなたは創造的な行為(であるとあなたが認知する行為)に対して、


「価値がある」と感じるのです。


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以上です。


創造的行為とは、見る者に謎を提示して、謎解きを楽しんでもらうジャンルともいえるかもしれませんね。


何かヒントになりましたでしょうか。


長文に最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


ではまた次回に!


AZUKI