MBS/TBSドラマイズム「左ききのエレン」ドラマ化決定
コンテンツ配信サイト「cakes」で連載中の大人気マンガ「左ききのエレン」(かっぴー・著)が、神尾楓珠さんと池田エライザさんのW主演で、10月20日に実写ドラマ化(MBS/TBS)します。今回は企画立ち上げの協力をしております。
「左ききのエレン」は、2015年にメディアプラットフォーム「note」で開催されたcakesクリエイターコンテストで特選を受賞。2016年3月からコンテンツ配信サイト「cakes」で連載がスタートすると、2017年10月からは、「少年ジャンプ+」でリメイク版が発売された作品です。
そんな「左ききのエレン」が実写ドラマ化。主演キャストも発表されました。何者かになることを夢見る朝倉光一役には「アンナチュラル」や「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、「都立水商!~令和~」など、近年数多くのドラマやTVに出演し、今作で地上波初主演を務める俳優・神尾楓珠さん。
そして、類まれなる才能を持つ山岸エレン役には、モデルやドラマ、主演映画だけにとどまらず、2020年公開予定の映画「夏、至るころ」では、自ら監督としてメガホンをとるなど、多彩な才能で活躍中の池田エライザさんに決定。2019年、目を離すことができない若手俳優2人のW主演となります。
今作のキャッチコピーは「天才になれなかった全ての人へ」。理不尽で容赦ない現代社会。「自分は天才じゃないかもしれない」という誰しもが抱えるコンプレックスと、それでも自分を信じたいプライドとの間で、本気でもがく若者たちを瑞々しく描く青春&人間ドラマとなっています。
元々原作を知っていて、朝倉光一を演じることを嬉しく感じるという神尾さんは、「この作品は『天才になれなかった全ての人へ』というキャッチコピーがありますが、僕自身もその中の一人なので、演じる上で皆さんに何かを届けると同時に自分としても何かを見出せるように向き合いたいと思います」とコメント。
池田さんも「『左ききのエレン』はずっと追って読んでいます」と話し、登場する人物たちの台詞に何度も刺激を受けたとのこと。「ぼーっと鈍感に生きていると勿体無いなあ。と思わせてくれる作品」と言う池田さんは、「私自身も左利きということもあり、勝手ながら親近感を感じている作品です。天才エレンの苦悩は計り知れませんが、しっかりと向き合います。よろしくお願いします」と、意気込みを語りました。
原作者のかっぴーさんは、「エレンの髪型とか完全再現したらコスプレっぽくなるし、長い物語なので忠実に倣うと尺が足りません。なので、メッセージさえ変えなければ、あとはテレビドラマに最適化して構わないとお伝えしました」と、当初は実写ドラマ化することは難しいと感じていたそう。
しかし、「ちゃんと『左ききのエレン』になったし、良い所を凝縮して頂けました」と、実写ドラマ版に満足気。「むしろ原作より面白くなってしまうんじゃ無いかとビクビクしています。ドラマに負けない様に、原作を頑張らなければ」と語りました。
「左ききのエレン」の実写ドラマは、MBS/TBSドラマイズム枠で、MBSでは10月20日から毎週日曜24時50分~(初回放送は25時15分~)、TBSでは10月22日から毎週火曜25時28分~放送されます。