ニューヨークは今、4月10日(開店リスト)
下城NYニュースの4−’20をお送りしたところですが、日本で発せられた非常事態宣言においては発出の後まで開店する店と閉店する店に関して詳細が決まりませんでした。
4月08日に発せられた非常事態宣言に関しても、ニューヨークの制限に非常に似た内容であった事から、ご質問を頂いております。
ニューヨークの非常事態宣言「PAUSE、(ちょっと待て!)」の内容は、途中で何度か詳細が変わりましたが、州内の仕事場オフィスは基本的にクローズで仕事はテレワークでする、学校は全て休校、ビジネスは生活必需品(エッセンシャルよ呼ぶ)の商店とサービス、医療関係、公共とそれに準じるサービスは営業、それ以外の今すぐ必要という事ではない、又は通販やデリバリーで購入出来るものは閉店、という事です。
営業出来る場合でも「Social Distance=6"」を守り、人との距離は1.8M離すが条件です。
PAUSE:
https://coronavirus.health.ny.gov/new-york-state-pause
緊急事態宣言の理由は、日本も同じはずですが非常に重要なので再確認します。
コロナウイルスが原因で肺炎などの細菌性の病気が蔓延し、時として命を落とす程の状況になり、感染者が医療機関に殺到、患者にも死者が増え、医療システムも崩壊しました。
それを食い止める事で市民の命を助ける事が目的です。
市民は生きていく為に必要な物を入手し、健康を保ち、必要に応じて医療機関に行きます。
多少、えええ、そうなのっていうのもあろうと思いますが、洋服や靴、宝石やアクセサリー、家具、インテリア雑貨が不要な事は明白です。
必要なら通販かその店の配達を頼みなさいという事で、例えばこちらで今週日曜の「大きな祝日イースター」用の花が欲しい人は通販かデリバリーで買う事ができます。
そこで、開店出来る業種、出来ない店業種のリストが作られました。
https://esd.ny.gov/guidance-executive-order-2026
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開店出来る店は、先に触れた今日の生活に必要な店です。
*食品スーパーマーケット、食品小売店、コンビニ店、薬局、ファーマーズマーケット、
(重要なのは人との距離で、店舗内の客数を制限するので混雑時は外に並ぶ)
*酒店、ペット用品、日用雑貨店、金物屋、ホームセンター(洗剤・掃除用品)、
*ガソリンスタンド(その他燃料全般)、
*レストラン(店内飲食は禁止)で持ち帰りかデリバリーで、現在特例で酒類販売も可
*但し酒類の持ち帰りはフードと共に持ち帰る条件で、酒類だけの販売は出来ない
*ファーストフードは勿論、居酒屋、ラーメン屋・蕎麦屋、焼き鳥屋も全て持ち帰りのみ
*病院、医療関係全般、歯科医院、ラボ検査機関、獣医師病院、高齢者施設、老人ホーム、
*ユーティリティー全般、電気ガス水道電話、空港、電車バス、タクシー、配送業、宿泊所
*ゴミ収集、郵便関連、ランドリー(コイン式含む)、保育施設、葬儀関連
*自動車修理、家関連の修理、建築関連の一部、
*食品関連、農業漁業、化学関連、医薬関連、衛生関連、製造工場、卸と配送・倉庫、
*ニュースメディア、銀行・金融関連、保険、会計事務所
*ホームレスシェルター、フードバンク、人道支援
*修理の為の技術と会社、ビル等メインテナンス、消毒
*警察、警備会社、政府関連の施設、緊急の為の作業 など
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開店や営業が出来ない店は、今すぐに必要なものではない店です。
又、接客にあたる仕事や直接接する仕事、6“の距離を置けない仕事は基本的に出来ません。
*一般のオフィスはテレワークとして営業し、必要に応じて最小スタッフだけ交代で
*開店出来る業種に入っていない小売店とサービス、床屋、ヘアサロン、ネイルサロン、
タトゥー、ピアス、健康に関係ない化粧関連
*ゲームセンター、カジノ、ギャンブル、ジム、映画館・劇場、コンサート場、会議場
*ショッピングモール、スポーツ・音楽等のイベント、ゴルフコース、図書館、美術館
それ以外の店舗でリストにないものは、ニューヨーク州事務所に問い合わせる事。
だそうです。
今までに無かった新しいウイルスが我々に与えるものは非常に大きく未知ですが、ここから先にどんな変化が起きて、我々はどんな風に対応したらいいのか。 ニューヨークは最初にそれをしなければならない大都市であり、同じ事が日本に起こるかも知れません。
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