餅の部屋

[malody]譜面停止,逆走のやり方

2020.04.11 13:56

malodyのTaikoや4K...で譜面停止や、逆走、急出現をする方法をここに書いておこうと思います!

一応、必ず読まなければいけない部分は太字や下線をしているので、めんどくせぇ!って方はそこだけ読んでいただいても構いません


1.停止,逆走などのギミック(以下effect)を付ける前に、注意しておくこと心に置いておくこと

・malodyアプリのみではeffectはつけられません

 effectはファイル管理アプリや、テキスト編集アプリ(既に持っている場合もある)を使うので、malodyのアプリだけでeffectを付けることはできません。


・初めて作る方は必ず困難にぶち当たることを前提に挑んで下さい。

malodyはそもそも情報が少なく、日本語の情報となるともっと少ないです。なので、単純に分からない場所に直面した場合でも それが解決しないことが高確率で起こります。

私に連絡(リプ,DM)して下さった場合でも、分かることはお答えしますが、分からないことが多いと思います。つまりは、私たちもほぼ手探りで作ってます。

さらに、端末によって(PC,スマホ,Android,Appleなど)仕様の違いや、〇〇ができない?!ってことが結構あるらしいので、普通に教え合うことも難しいことがあります(自分の周りのまろ譜面製作者さんはAppleが多いのでAppleのほうが聞くには有利かも知れません。そんな私はAndroid)


・ファイル管理の最低限の知識は持っておく

誰かに聞くにしても、ファイル管理(malodyから譜面ファイルを取り出す、圧縮の仕方、拡張子への理解)の知識は持っておいた方がスムーズに教えることも出来ますし、教えられる側も脳に入ってきやすいと思います。

malodyからの譜面ファイルの取り出しは、malodyのフォルダの中の、曲のフォルダを開くことが出来れば 取り出すことが出来ます

圧縮と拡張子ってなに?って方はggって下さい。(多分、私が説明するより分かりやすい記事があります)


・自己責任でお願いします

私が公式からの情報を見つけてないだけかもしれませんが、effectは外部ツールを使ってファイルを編集する都合上、malodyの想定外なこと(アプリが落ちたり、データが壊れたり)が起きる可能性があります。そうした場合でも私は一切の責任を負いません(まぁ、落ちたり壊れたりするのは私でもよくあることなんですけどね)


2.effectの概要

まずはeffectはどうやってやっているのか?どうすればいいのか?を説明します!


malodyの譜面ファイル(拡張子が.mcってなってるやつ)をtxtファイルで開きます(できない方は拡張子を"名前の変更"で無理やり.txtにしてから開いてください)

すると、こうなっていると思います、、、

(Android ES ファイルエクスプローラ ver.4.2.0.3.4で開いた場合)

この中の赤線の部分を見つけてください

"effect":[]

で検索かけてもいいかもしれ

ません。

この[]の中に

{"beat":[<A>,<B>,<C>],"<effect>":<数値>}

と、入力していきます。

実際に入力したものがこちらです

ずらずらっと よく分からないことが書いてありますが、まず赤線を見ましょう

"effect"/改行(実際は改行されていない)/:[

と書いてあります。

これは、effect入力前の<"effect":[]>[]の中にずらずらっとeffectを書いていることが分かると思います。

その後に書いてある、青線がeffectの種です

実際には、

{"beat":[30,0,4],"scroll":1.00}

と、書いてあります。

さっき、見本に書いたものを持ってきてみましょう

{"beat":[<A>,<B>,<C>],"<effect>":<数値>}

まずは<A>,<B>,<C>の部分、

これは effectを実行する位置を指示しています。malodyは1小節目、1拍目を0からカウントするの

で1ずつズレますが、青線の文の"beat":[30,0,4]は、

31小節目(30<A>+1)の4<C>分の1拍目(0<B>+1)

実際のmalodyの編集画面では

ここですね。(4Kの場合とTaikoの場合)


そして、後ろの

"scroll":1.00}          "<effect>":<数値>}

はなにをしているかと言うと、どんなeffectを付けるかを指示しています。

最初は、scrollとhsしか覚えなくて大丈夫だと思います。

scrollは譜面全体の流れる速度を操作するeffectで

hsはノーツの流れる速度を操作するeffectです

scrollは4K等レーン譜面に、hsはTaiko譜面に使われる場合が多いです

多分、違いがピンと来てない方が多数だと思うので、Taikoで説明しますと、ばいそく や さんばい よんばい がscrollで、追い越しやBPM変化がhsです。4Kを製作する方はscrollだけで構いません。


そして、その後の1.00<数値>はそれを行う絶対倍率です。1.00を等速として、2.00が2倍速。0.5が0.5倍速となっております。


そのつまり、

{"beat":[30,0,4],"scroll":1.00}

とは、31小節目の1/4拍目に譜面速度を等倍(1倍)する。といった文ですね

{"beat":[<A>,<B>,<C>],"<effect>":<数値>}

これに直すと、

A+1小節目のB+1/C拍目にeffectを<数値>倍

って事ですね。


ちなみに、2つ以上のeffectを追加する場合はその間に「,」(カンマ)を打ちます

例:

{"beat":[30,0,4],"scroll":1.00},{"beat":[31,0,4],"scroll":2.00},{"beat":[31,2,4],"scroll":1.00}

3.それじゃあ、effectがちゃんと動くか試して見よう

逆走、譜面停止をする前に malodyが、ちゃんと譜面を読み取ってくれるかを試しましょう

malodyは、曲のファイルの中に曲(.ogg)と譜面(.mc)とジャケット(.jpg)があります。

いまeffectを書き加えたファイルの拡張子が.mcで、かつ 元のファイルに入っていることを確認してください

それが出来ていれば、malodyを起動してその譜面をプレイしたとき、ちゃんとeffectが付けられているはずです

4.では、逆走,譜面停止はどうやってやるのか?

ここまでやってきた事が出来たらできると思います。結果から言うと数値を負の値にするだけです。

前の文を借りて改変すると、

{"beat":[30,0,4],"scroll":-1.00}

前1.00だった数値の部分を-1.00にしました。

これで、[30,0,4]の地点で-1(通常とは逆)方向に譜面が流れ始めます


{"beat":[30,0,4],"scroll":0.00}

今度は数値を0.00にしました。

これで、0倍の速度 つまりは、進みません。


両方元に戻すのは簡単、逆走,停止させた後の地点で正の値倍(1倍,2倍)にscrollし直してあげれば 元に戻ります。

5.できた!と思っても注意!!!

これが1番つまずくことなんですが、仕様です


なので、自分で集めれる情報は集めておきましょう!自分で試してみるってのもいいですね♪



6.まとめ

ながながしく書きましたが、effectは掛けれたでしょうか?

既存の譜面で知らない譜面効果がでてきた?!って時は、その譜面ファイルのeffect:[]欄をみて勉強するのもいいかもしれませんね!


最後の注意として、effectを使った譜面は譜面審査に通らないらしいので、.mczにエクスポートしてファイル共有ソフトでアップロード等して配布するか、審査に通らないのを承知でスロット使ってうpするかの2択ですね!(私は前者をやってます。それがこのブログに置いてある譜面たちだ!どうぞプレイしてみてね!←隙あらば宣伝)


この記事でeffectを使いこなせる人が1人でもいたら光栄です!さよなら!


私の譜面置き場↓