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Yasmine.Handworks

リーディングの前後に起こることとコロナの最中で思うこと

2020.04.11 14:49

自粛の中、友人たちとのごはんの約束も全てキャンセルして、最低限の仕事だけ出て後は引き籠り満喫中。


でも、この日は同じマルセイユタロットを扱う友人と約束をしていたので、『体調大丈夫ですか?』

直前まで無事を確かめあいながら、お会いすることに。

目的は、私のセルフリーディンを手伝ってもらうこと。


タロットの使い方は人それぞれで、セルフリーディングや友人や家族に向けてリーディングされている方もいれば、初めましてのクライアントさんをメインにリーディングする機会が多い方など、色んなスタイルのリーダーさんがいる。


でも、リーダー自身にも、もちろん困りごとや悩みはあって、そんな時はもちろん自身でタロットを手に取ります。


ただ、マルセイユタロットは占い的に一つの答えを導き出すものではなく、リーダーとクライアントが絵柄を見ながら、それぞれの潜在意識に湧き上がってくるインスピレーションを、言葉で紡ぎ答えを導き出していくもの。


そのため、自分のことを自身でリーディングするセルフリーディングは、なかなか難しい。(先生に質問した時も、先生レベルでもなかなか難しいとのこと。)

どうしても顕在意識が勝ってしまって、深く潜れないのだと思います。(私の見方です)


なので、本気で自身のことをリーディングしたいとき、私の場合はリーダー仲間の友人に手伝ってもらうようにしています。

今回は、ここ三ヶ月ほど溜め込んでいたテーマ。


意外と複雑に出たタロットの展開を挟んで、約二時間のリーディング。

複数のリーダーで展開すると、その場のエネルギーのようなものが増幅して、一人では踏み込めない領域に到達できることが多く、今回もとても贅沢な時間でした。

(※あくまでもリーダー同士や勉強会でのリーディングに限ったもので、通常はリーダーが一人の一対一のセッションとなります。)


さらに、お礼を言ってお別れした直後、リーディングしてもらったばかりのテーマに関係する出来事が起こるというおまけ付き。

1日をフルに使ってリーディングの続きをしているような日でした。


クライアントさんのその後を見ていてもそうですが、

リーディングの前後、その質問内容に関係する出来事が、現実に起こる(現実が動く)ことが時々あります。

つまり、リーディングという出来事が前後の時間軸に影響を及ぼして、シンクロが起こる。


そういう意味では不思議ではないけれど、時間と空間の繋がりの力を感じた日。


行動すれば、何かが変わる。

でも、意識が変わるだけでも、そのエネルギーの変化がどこかに繋がって、その人に必要な部分の現実が動くことがある。


これを個人と社会の関係で見てみると。


一人ひとりの意識や行動は見えないエネルギーのレベルで誰かの意識や行動と繋がっていて、それらの相互作用で、未来は、社会は作られていく。

つまり、自分の意識や行動の一つ一つが社会に影響していて、逆に、自分の周りで起こる出来事や出会う人、言葉の一つひとつが自分に影響し、また意味がある。


色んな、膨大な情報が飛び交う今、

何か発信したり行動を起こすことも一つ。


そして、自分の意識をあるべき状態に保つことや、その感覚を周りの友人たちとシェアするという内的な意識の力も、改めて社会を変えていく大きな力になる。(ここまで書いて気づいたけれど、これがもしかして「祈り」ってやつなのかも。) 


そんなことを思った日でした。

また、誰も見ていなくてもいい、ただ自分の生活を丁寧に送るという、シンプルでささやかな営みの力も。


(写真は、展開図のメモです。)