七夕に思うこと
のっちです久しぶりの日記です。
5年前の七夕は乳がんの手術日。
2014年7月7日、無事6年生に進級いたしました。
抗がん剤の時に、先生から示された「5年生存率」。
無事55%の方に入ったことになります。
ま、生存率って自分一人に限って見れば
0%か100%かしかないのですけど
やはり数字が見えてしまうとつい意識してしまうものです
ひとつの目安(目標ではない)にしていた丸5年を無事に、
しかも、ものすごく元気に迎えられたことは素直にうれしく思います
患者歴が長くなってくると、いろいろ図々しくなり
「先生、薬がまだ余ってるから今回処方箋なしで」とか
言えちゃうようになりました(苦笑:マネしないでください)。
ホルモン療法で常にもやーっとしている毎日にも
ちっとも伸びない前髪も、ちょっとしたことで張る右腕とも
文句を言いながらもうまく付き合えてるように思います。
1年目、初期治療の最中は、病気になったショックはほぼなく、
検査やら治療やらの初めての経験に対して
その辛さも含めて面白がっていた、我ながらお気楽な患者でした。
術後2~3年目、交流のあった乳がんブロガーさんたちを
立て続けに見送りました。これは、辛かった。
病気の怖さを実感した時期でした。
3年目でCava!活動を始め
4年目で
NYOGAを始め、仕事を変わり
5年目で仕事を減らしてNYOGAを増やし…
今は病気前にはまったく想像もしていかなかったところにいます。
家族、友人、先生、病院のスタッフさんはじめ
Cava!の2人、ヨガ、仕事やゴルフ友達、
そして、Cava!を通じて出会った同じ病と向き合う仲間たち。
かかわってくれたすべての皆さんに感謝です
病気になって良かったよ!なんて言えません。
でも、なってしまった事実は変えられないから
過去を悔やまず、未来を憂えず。
病気になったからこその出会いや楽しみもたくさん見つけたし
数年前より少しは肝が据わったような気もします
七夕に思うこと。
これからもゆるゆると楽しく過ごせますように。
いえ、過ごします。
ぴかぴかの6年生、これからもよろしくお願いします