ウィッグなぼうし
2014.08.10 12:48
抗がん剤治療で髪が抜けた患者さんのために、
ウイッグ(かつら)より手軽に使えるという帽子を
国立がん研究センター中央病院(東京)と医療用かつらメーカー「東京義髪整形」が開発しました。
名付けて「ウイッグなぼうし」。
8月1日から販売されてます。
*以下国立がん研究センターHPより転載
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ウィッグなぼうし
患者さんの声から生まれた、まるでウィッグのようなぼうし
気の張らない場所で使うセカンドウイッグとして、
うちのなかでのくつろぎ帽子として、
軽やかに使える「ウイッグなぼうし」。
患者さんといっしょにつくりました。
ニットの帽子に髪の毛をつけて、重さ、わずか65g。
毎日がラクチン、毎日が楽しい、毎日が自分らしい。
「ウイッグなぼうし」そんな生活をサポートします。
体調の悪いときはウィッグの締めつけ感がツライ、バンダナやコットン帽子をかぶる姿は病人ぽくってイヤ。 急な宅急便にあわててウイッグをかぶるのがメンドウ。
そんな患者さんの悩みにこたえるため、当院の多くの患者さんの協力のもと、アピアランス支援センターがプロデュースした全く新しい「ウイッグなぼうし」が2014年8月に発売されました。 ニットの帽子に髪の毛をつけた、まるでウィッグにしか見えないこの帽子は、重さがわずか65gと一般的なフェイスタオルと同じくらいです。今までウィッグをかぶっていた方なら、この軽やかさ、気軽さをご理解いただけると思います。
- 宅急便などちょっとした来客で、そのたびウイッグをかぶるのが面倒な時
- 放射線治療や検査などで、金属のついたウイッグを帽子に替えるのはメンドウ、でも脱毛した 状態を人前に見せたくないな、と思う時 (頭頸部への照射の場合は脱ぐ必要があります)
- 家の中や入院中に、バンダナや帽子だと、ちょっと病人ぽくって元気がでないな、と気になる時
- 職場において、治療中なのはみんなが知っているので帽子で仕事してもいいと言われているが、 一人だけ帽子でいるとちょっと目立ちすぎて気になる時
- ウイッグ着用を知っている気のおけない友達と食事。ウイッグをかぶるのはうっとうしいけど、だからと 言って帽子という雰囲気ではない、などという時