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忘れていた子宮頸がんの事

2015.09.29 10:59


とても久しぶりの日記です。

書こう書こうと思っていて書けなかった日記です。

私が、乳がんだけではなく子宮頸がんも罹患している事は
日記を読んでくれた事のある方はご存じと思います。
乳がんになったのが11年前、子宮頸がんになったのが8年前…
私の子宮頸がんは、1a期。
子宮と卵巣の摘出手術を受けました。
無事に経過観察の検査をクリアし5年経った時、
先生からめでたく病院卒業のお祝いの言葉をいただきました。

乳がんと同じ病院ですが、乳がんではその言葉は聞けないので
とても嬉しかったのを覚えています!
あの嫌な検査をもう受けなくてよし!と思うと嬉しくて
帰りの足取りの軽さは、今でも覚えています。
ウキウキだったな~♪

そしてそれから3年…
この度、ご縁があり就職が決まった私。
健康診断を受けたのです…
婦人科の検査?私はいらないか~と思っていたのですが
せっかくなので受けてみよっと!と思い受けました。
そして、楽しいグアム旅行から帰宅し
ポストの中に入っていた検査結果を見て一瞬にしてお気楽な顔が
あの時の顔…(11年前と、8年前のあの顔!)になりました。
婦人科要精査至急病院へ連絡下さい。と書いてあったのです。
なに?なに?なに?何ごと~!
本当にびっくりしました。

そして、受診。
検査した病院へ行きましたが、
結局の所、高度異形成という物が出ていました。
(子宮頸がんの場合は、がんになる前の細胞がわかるんです)
子宮が無いので、
この病院で検査をしてがん細胞が出ても
何の治療もできないので、元の病院へ行って下さいとの事。
なんだよ~怖い事言わないでよ~と心の声。

数日後、出戻り気分で元病院へ。
何だか、お久しぶりです…戻って参りましたと
ガックリしながらの婦人科へ入場となりました。
担当医は、5年前と変えられ事情を説明したところ…
もうね、お医者さんに久しぶりに怒られました。
なんで?なんでがん検診受けてないの?どういう事?と。
そうですよ…受けていなかったんですよ。3年間。
受けていなかった数々の言い訳をしながら
痛~い組織診の診察台へ誘導されました。

本当に痛くて…
まずい…これは痛い…と思った時
ノッチとの約束を思い出したのです。
あの呼吸法!!片鼻呼吸!
足を思いっきり開かれていて、カーテンも無く、
先生も本当に嫌な位置に居る。
でも、痛いから関係なく手で鼻を押さえて鼻呼吸。
看護師さん本当に心配していてくれて
「子宮が無いので、痛みがとても強いのよ頑張って」
と声を掛けてくれているのですが
数を数えているし、痛いし、手をパーにして大丈夫と訴えていました。
凄いよ、鼻呼吸とってもいいよ。
看護師さんに何していたのか終わったあと聞かれましたが(^_^;)

それから1ヶ月後に結果が出ました。
異形成あり。経過観察となりました。
そして、とても勉強になったのが
子宮頸がんの再発の場合、できる治療が本当に少ないという事。
それを調べるたびに
本当に不安になり…
胸がざわつき…
これから半年ごとに組織を採り
白か黒か?白よりのグレーか黒よりのグレーか?
をずっと調べていきます。

いつもいつも思うのです。
いつもいつも考えるのです。
なんでかな~?普通に生活しているだけなのに…

でもきっと普通の生活をしていてもがんになってしまう
何かがあるんだと。
どうにもできない何かがあるのだと。
そしていつも辿りつく所があります。

不安に襲われていても、笑っていても過ぎていく時間はいつも一緒だったなって。
もはや平均寿命にになんて全く興味なし!
いつでも自分の満○○歳を生き抜こうと。
そう思える自分は強いのではなくて
不安や自分の弱さが経験から強さに変わっていく事が
快感になっている自分もいるのです。

子宮がん検診受けていない方是非受けて下さいね!
私の心からのお願いです。