〝アフターコロナ〟の世界を考える
執筆者:Pyon
私たちは、コロナショック後の世界を考えないとならない今日を生きています。
ACイラスト ののこさん
いま、私たちは今世において経験したことのない未曽有の危機を経験しています。
新型コロナウイルスというファクターは、今の金融システム・経済システムにおいて、まったく想定していなかった甚大な被害を健康面のみならず経済面、メンタル面その他諸々に影響を及ぼして行く訳です。
この先、日本は、日本の経済は、世界は、世界の経済・世界の人々は一体どうなって行くのでしょうか?
今回のコロナショックは、直近の金融危機として経験したリーマンショックや、9年前に起こった東日本大震災や阪神淡路大震災、その他各地で起こった地震災害・自然災害とは違った規模とタイムスケールで立ち向かって行かなければなりません。
それがなぜ起こってしまったのかは今は置いておいて、医療システムの崩壊を食い止めつつ、しかしそれよりも大変なことになる経済的死者(死社)が続出して行くことが眼前に突きつけられているこのテーマにどう取り組んで行くのか?
政治家の先導に導かれ、影響を受ける個々人に巻き起こる経済崩壊・個人的破綻、そして会社的破綻・倒産...閉店解雇...
ここはまさに政治家が本領を発揮するべきところ。
いかなる最善策を国民に提示し、国民の信頼を得ながら社会の再生につなげて行けるか。
今の社会システムは、〝お金〟を労働対価として貰い、それで〝社会的に〟生きて行けるという世の中(経済)の仕組みになっています。
この経済システムがうまく機能しているときは、その格差は広がりつつありますが、何とかなって来ましたし、何とかなっていました。
ところが今回のコロナショックは、私たちが今生きているこのシステムが機能不全を起こす=いつものままでは回らない状況になる という未曽有の事態を経験することになります。
人類はこれにどう対処して、この問題を平和的に解決し、終焉させられるか?
政治判断の一つがまさに命取りになってきます。
と、同時に...
私たちは今回のコロナショックが引き金となって、〝ある事実〟に気づくことになるでしょう。
それが何かと言えば、実は世界は本当はもう〝お金〟がなくても回って行くんだ!
という衝撃的な事実。
今回の新型コロナウイルスの登場から収束、そしてその先にやってくるアフターコロナの世界。
今の世界のアメリカと中国の世界リーダー争奪の争いは、以前書いた記事、後藤勉さんの独自解釈〝ノストラダムスの大予言〟で示唆されていたように、5Gの世界の訪れ、それを更に凌駕する6G時代~人工知能・AI技術、量子コンピューティングの進展を基盤として、世界はもっと個人が監視され(私たち個人では気づくことは出来ないが)、行動や思考・指向が裏でマーキングされながら、最終的に世界は一つに向かって行くことでしょう。
それがホロンで捉える、今人類に起こっている〝変化〟に対する俯瞰的な見かたです。
さぁ、今こそ次の新たな経済システム・社会システムを創り始めましょう!
私たちは〝お金〟がなくても皆が幸せに生きて行ける世界を今や築き上げることが出来ます。
新型コロナウイルスはその後、人類の歴史の転換点につながった出来事になったと、後々の人類の歴史教科書で教えられることになるでしょう。
そしてそこでまさにその最中に次の新しい世界の経済システム・社会システムの〝芽〟を築き上げることに貢献した人々として、幕末世界に名を残した盟主たちの存在の様に幾代も語り継がれて行くことでしょう!
しかし今はまず自分のカラダを守りましょう。
その意識が、ひいては人類全体へのウイルス感染を抑える行為に直結する訳ですから。
未来が見えるね研究所 研究員 Pyon