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【研修会のご案内】学校臨床における性の多様性

2016.06.09 11:04



静岡県臨床心理士会の今年度の大会・総会の企画として市民公開シンポジウム『学校臨床における性の多様性』を開催します。
一般の方にもご参加いただけます(閉め切りすぎてるけど…)。

今回は,一橋大学学生支援センターの柘植先生を指定討論者にお招きしました。
柘植先生は,「このテーマは私のライフワーク。頼まれたら断らない」とおっしゃっていただいたほど。熱く語っていただけると思います。アメリカでのご経験も含めて,性の多様性について臨床心理学を中心とした視点からお話を頂く予定です。

シンポジストも面白い方を揃えました。


静岡大学の松尾先生は,学習指導要領とにらめっこしながら「どうして学校教育ってこうも男女に分けたがるんですかね?」とおっしゃっている方です。LGBTなどいわゆるセクシャルマイノリティだけではなく,多様な性について,臨床心理学とは違った角度からお話しいただく予定です。ちなみに松尾先生のご専門は教育史です。この前お会いした時は,学習指導要領の初期に「女性はこれという男性を見つけて気に入られるようにふるまい…」というような記述があったんだ,ということをねつっぽく語ってらっしゃいました。

前田先生は定時制高校の先生として,学校現場で多様な性を持つ生徒さんたちと関わってこられた方です。教師として何ができるのか,何をしなければならないのか。臨床心理士に何を求めるのかということについてお話しいただけるかなと思います。

細川さんはLGBTしずおか研究会の代表(だったかな?)です。
LGBTしずおか研究会(http://lgbt-shizuoka.com/)はLGBTの当事者の団体ではなく,当事者-被当事者の垣根をなくし,みんなで考えてみよう,という思いがあって「研究会」という名前にしたという会だそうです。とてもキュートな方ですが,スイッチが入ると熱いお話をしてくれます。

そして,なんといっても今回はLGBTの当事者にもお話を聴かせてもらう予定です。
きっと緊張してお話してくれるのだろうなと思いますが,生の声を聴かせてもらえるのが楽しみです。


そして,司会は私がつとめますが,あまり司会をするつもりはありません。
勝手なイメージとしては茶々を入れながらみんなでグループをやるというイメージです。
どんな話が出てきて,どこに行きつくのかわかりません。ただ,まとめようという気は毛頭ないので,楽しい時間にはなるはずです。

チラシはこちら