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調査を進める手続き

2016.10.13 01:20

社会的養護を要する子どものレジリエンスについての調査を進めています。

子どもに回答してもらうものと、養育者に回答してもらうものがある調査です。

最近は調査をするにあたっての手続きがずいぶんと問題にされるようになってきました。いいことです。

調査する側はどうしてもその成果に目が行きがちですが、協力する方としてはその負担やリスクが心配です。でも、いろんなことを明らかにしていくにはやっぱり調査に協力していただく必要があるので、その辺りを丁寧に一緒に考えてもらう作業が必要です。
実は研究者が調査をするとき、最も問われるのはこの辺りの能力なのかもしれません。

今回の調査にあたっては事前にいくつかの施設の施設長や職員さんに内容をみてもらい、修正を重ねてきました。と並行して調査内容や手続きに関しては大学の倫理委員会で問題がないかを諮ってもらいました。特に個人情報の扱いについては慎重になるところです。

こうした手続きを踏んで、今日は調査をお願いする静岡県の施設長たちに説明とお願いをする時間を頂きました。
施設長会で色んな“長"を前にお話をするのはやっぱり緊張します。

でも、これでまた調査が一歩前に進みました。これからは個別に施設にお願いして、いよいよ調査の実施です。
調査内容についてはまたの機会に。