【Students Interview】社会人になって、はじめての習い事。新しい発見がいっぱいで、今、とても楽しいです!(1)
2019年度 文部科学省後援 色彩検定 「UC級 色彩検定協会奨励賞」 を受賞された当スクール在校生TAKAMIさんに、UC級のこと、色彩(カラー)の学びのこと、これからの目標など、たっぷりお話を伺いました。2回にわたってお届けする、スペシャルなインタビューです。
最近、髪を短く切りイメージチェンジされたTAKAMIさん。ますます素敵に、生き生きと活躍される秘密に迫ります。
S.TAKAMI さん
サインメーカー 企画開発部門に勤務。
当スクール講座「色のユニバーサルデザイン」を受講し、2019年度 文部科学省後援色彩検定「UC級 色彩検定協会奨励賞」を受賞。現在は、マスターコースに在校中。
休日は、クルマで遠出をするのが好き。好きな言葉は「今を生きる」。
ずっと色が好きだったのに、中途半端になっていた。
「UC級 色彩検定協会奨励賞」受賞の連絡を最初に先生からいただいた時は、あまり実感がわかず、まるで人ごとのような感じでした(笑)。
でも、代表の先生からお祝いのメッセージをもらったり、授業の中で受賞発表してもらったりするうちに、「よくよく考えてみると、これって結構すごいことかも!」と、後からじわじわと、驚きと嬉しさがこみ上げてきました。
以前、建築系の会社で働いていたこともあり、もともと「高齢者に対する配慮」ということに興味はありました。
ただその時は「ユニバーサルデザイン」全般としての興味で、「色」ということについてはあまり意識をしていなかったように思います。
だから、先生に色彩検定UC級のことを教えてもらってはじめて「色のユニバーサルデザイン」について知りました。
その時、「今までずっと色が好きだったのに、取組み方が中途半端だったかな」と思ったことが、UC級チャレンジのきっかけです。
受検前は「合格を目指そう!」という気持ちでしたが、試験後、自己採点をしてみたところ、色彩検定協会から発表された模範解答と1問しか違わなかったので、「これはいけたのではないか?!」と(笑)。
合格は大丈夫だろうと思っていましたが、まさか賞をいただけるとは想定外の喜びでした。テキストの中の苦手なところは、自分の言葉で説明できるくらいになるように、と思い勉強を進めていったのがよかったのかな、と思います。
色彩生活カラースクールの講座「色のユニバーサルデザイン」を受講中は特に、UC(ユニバーサルカラー)について意識して過ごしていたので、駅や公共の場で今まで漠然と見ていたものに対し、「これはわかりにくい」「これは見えにくい」と気づくようになりました。
気づくだけではなく「なぜわかりにくいのか?」「この色を、こう変えたらわかりやすいのでは?」と考えることができるようにもなりました。
それと、一緒に講座を受講した方でとても参考になる勉強の仕方をしている人がいて、自分はまだまだだな、と感じたことがあります。
先生からの課題に対し、私は自分の気づきや事象を淡々と発表することが多かったのですが、その方はビジュアルで見せ、「だからこうしたら良いのではないか?」という提案のところまで発表ができていて。
ただ授業を聞いて納得するだけでなく、他の人にわかりやすく伝えるにはどうしたら良いかという手法について、ヒントを得ることができました。このことも、講座を受講したことによる大きな収穫の一つです。
学んだことを仕事に生かせていると、実感しています。
私は今、金属や樹脂、LEDを使った看板を企画・製作する、サインメーカーで働いています。
私が所属しているのは企画開発の部署で、新しい商品を生み出したり、既存の商品の中で規格外の受注を受ける時などに、実現可能かどうか検証を行うのが主な仕事です。年2回の展示会に向けて、ブースのデザインを考えたり、準備したりということにも、力を入れて取り組んでいます。
色を学びたいと思ったのは、一番は仕事に生かしたいから。
多くの人に見てもらうためのサインなので、見え方の多様性にも配慮したものをつくっていくことが大切と考えています。そのために、色の知識を得ておきたいと思いました。
実は学生時代、アルバイト先の先輩の影響で色彩関連の検定を受けたことがあるのですが…ちょっと残念な結果で(笑)。でも、その時はそんなに必要性を感じていたわけではないので、そのままになっていました。
色彩生活カラースクールには、転職活動中に出会いました。その時は「就職のための資格が欲しい。色彩検定2級を取得したい。」という気持ちが強かったので、今思うと、色の勉強を楽しもう、という感じではなかったかもしれません。
現在は、色彩生活カラースクールの「マスターコース(*1)」に通っています。ここでの学びは実践的で、「これは仕事につながるな」と思うことも多く、楽しいです。
「この色はこんなふうに見えるのなら、こんな組み合わせにした方がいいんじゃないか?」など、学んだことを仕事に生かせているな、と実感しています。
マスターコースでは、初回の授業で「カラーコーディネーションの定義」について学びます。今まで感覚で色を選んできた私にとって、この定義を学んだことは衝撃的。常にこの「定義」を意識しています。
秩序をもって色を選んで、デザインを起こせるようになりたい。
そして、どんな人が見ても伝わりやすく、「いいな」と思ってもらえるものをつくれるようになりたいと思っています。
> TAKAMIさんのスペシャルインタビュー (2) はこちら
(*1)マスターコース:最新の色彩(カラー)スキルを、総合的・体感的に習得できる。一つのコースで、インテリア・住宅、ファッション、心理、フラワー、マーケティング・企画と、様々な分野にチャレンジできる。はじめて学ぶ方も、自分の可能性・適性が発見できる、色彩生活®︎カラースクール、人気No.1コース。