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夢解き みずきしょうこ

「帰郷の夢」願いとつながることは生命力とつながること。

2020.04.13 08:59

ここ数日前から夢が変わってきて、

連続で重要なことを伝えてきています。


金曜日に。帰郷する夢を見ました。


郷里の、実家の二階にいて、姉と話している。

「帰ってきちゃった。でもさあ、夢の中だから、感染はしないと思う。」

私は、そんなことを言って、

姉とふたりで同じ映画を観る。


こんな夢でした。


私の郷里は群馬で、母親と、姉の家族がいます。

母は昨年から介護が必要となってきていて、

月に一週間くらい帰っては、姉と交代して母を看てきましたが、

このコロナ騒動では・・・帰れません。

確定申告や運転免許証の更新を終えて、

日々のことをするのはいいとして、、、


ああ、

私は、ウチに、帰りたいんだ。

と、思いました。


そう思ったら、

涙があふれてきました。


わかったわかった。

と、自分に寄り添います。


この数日、食欲がまったくなかったのは、

コロナに感染したから(かと心配しましたけど)というより、

帰れる状態ができたのに、

家に帰れない、

から、だと、気づきました。


それとも、

夢の中で実家に帰っているから、

体と心がしっくりあっていずに、食べられないのかもしれません。


そうか、そうか。

帰りたいんだね。と、声に出していってみます。


胸の奥からこみあがてくるものがあって、

この言葉を、今、出してあげてよかったと思いました。


おなかが冷えているようなので、腹巻を付けました。

その上から、掌でおなかを温めます。

「帰りたいんだね」声をかけながら。



私がコロナをものともせずに、夢の中を駆け抜けて実家に帰ったのは、

姉と、分かち合いたいものがあるから。

映画の内容はちょっと置いておきますが、

今の私には、姉と同じものを見て進みたい、という、切実な願いがあるとわかります。


とっても現実的な生き方をしている姉と私は、長い事、なかなか話が合いません。

母のことを大切にしたいという同じ目的で話していても。

それが、今年になってから、少しずつですが、姉の気持ちに寄り添えるときが増えてきました。それは意識的に「聴く姿勢」を保つようにしたからと、夢は言っているようです。



その日、私は電話した時に、今の気持ちを伝えました。

帰りたい、準備はできてるよ、

でもね、今は、帰らないよ、

と。


それから、自分を励ますために、

和菓子を買ってきたり、

今年ゆっくりお花を見ていなかったので、お散歩もしました。

お友達のしているステキなプレゼントイベントに参加したりもね。

そうしているうちに、食欲が戻ってきました。

たくさん食べたい気持ちはないけど、

あたたかいごはんと、手料理をおいしく食べられています。


三日たって、すごい体調がよくなってきました。


そして、

離れた家族とつながりつつ、

いまここで、

私のできることをやって、必要な人に届けたい。

目の前にいる人と大切な時を分かち合いたい。


今は、前から持っていた

その願いが強くなってきました。


自分の願いにつながるというのは、

自分の生命力につながることだと思っていましたが、

それは、本当のことです。


どんな願いでも、

その願いを持っている自分を受け容れると、

力が返ってくるのだというのを、

改めて体験しています。


いま、この時に。