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「宇田川源流」 <現代陰謀説> ゲーム画面でデモを行う香港の人とゲームの販売禁止を決めた中国共産党の「主張の場面」

2020.04.16 22:00

「宇田川源流」 <現代陰謀説> ゲーム画面でデモを行う香港の人とゲームの販売禁止を決めた中国共産党の「主張の場面」

 金曜日は現代陰謀説。まあ、そんなに毎週言えるほど陰謀が動いているわけではないのかもしれないが、物事の考え方を見るには、毎週うまい具合に世界中のニュースの中から何かしら裏に何かがあるというような現象があり、なかなか面白い感じである。

さて、ある意味で「陰謀」「工作」というものは「与えられた条件・与えられた環境の中で、その環境や与えられた条件・道具を使い、その中で最大限の効果を発揮する」ということが最も重要なミッションとなるものである。

多くの人が、はじめからすべて集まっているような状況で陰謀や工作をさせられるというような感じで思っているかもしれないが、しかし、陰謀や工作を命じる人々も、未来の環境の変化や条件の変化などは全く予想がつない場合が多い。

もちろん国民性などがあり、また、その国の性質や協力者などの情報があるので、一般人よりもはるかにそれらの内容はわかっていると思われるが、しかし、それもすべて予想でしかない。

人間というのは何が起きるか全くわからないのであって、その何が起きるかという変化を見ながら、その変化の中で新たなことを見なければならない。

その意味においてはスパイ映画やアメリカの作ったスパイを扱っているドラマなどで、そこにあるものなどを利用して窮地を脱するというような場面がある。まあ、そのようなスキルがあり、なおかつそのスキルを使うことが主人公が主人公であるゆえんになるわけであるが、まあ、多かれ少なかれ、その人の得意分野があり、その得意分野を使って切り抜けるようにするというのが通常の状況なのである。

まあ、その時に007のように、目立つような行為をおこなうことはまず無いのであるし、何か大きな事故に発展する場合も、事故などに見せかけるような努力はするであろう。

さて、そのように見ていると「昨年一年続いた香港民主化デモ」はいったいどうなったのか。もちろんコロナウイルスによって立ち消えになってしまうというような内容ではないので、その行方が気になるものである。


「あつまれ どうぶつの森」が香港デモの参加者が感染を気にせず集まることができる新たな場に

 2019年の3月頃から香港で起こっている香港民主化デモ(香港デモ)は、ゲームと密接に関わっています。例えば、香港デモへの支持を表明したプロゲーマーが賞金はく奪&トーナメント参加禁止措置をとられたり、オーバーウォッチのキャラクターがデモの象徴とされたりしてきました。そして新たに、新型コロナウイルス感染症がまん延する世界でもウイルスの感染を気にせず思う存分デモ活動を行うための場として、任天堂の人気ゲーム「あつまれ どうぶつの森」が注目されていることが明らかになっています。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴う社会的距離の確保が求められる中で、多くの国と地域で公共の場などでの集会が禁止されることとなっています。香港でも公共の場で4人以上が集まることが禁止された結果、2019年の3月頃から続く香港デモを屋外で行うことが難しくなりました。しかし、デモ参加者たちは2020年3月20日に発売されたNintendo Switch向けゲーム「あつまれ どうぶつの森」に集結し、デモを続けていると海外ゲームメディアのUSgamerが報じています。

 USgamerによると、「あつまれ どうぶつの森」の中で香港デモを行う人物の島におでかけした際の様子を、「島に入って最初に出会ったのは、香港の林鄭月娥行政長官の写真の口元に、犬のエサ皿が置かれたものでした」と記し、そのスクリーンショットを公開しています。このほか、島内には警察の残虐行為に関する公式の調査を求める声明や、デモ参加者への恩赦などを求める文字が、マイデザインを駆使して床に貼り付けられているとのこと。USgamerは「何かしらの抗議の文面などに突き当たることなく5フィート(約1.5メートル)を走ることもできません」と記しています。

 USgamerによると、香港デモが行われている島へおでかけした際に、島の住人から黒マスクを渡され黒服に身を包むこととなったと記しています。

 台湾のゲームフォーラム上でも、「あつまれ どうぶつの森」上で行われている香港デモの様子が投稿されています。

 20代の学生であるTwitterユーザーの@heung_yanさんは、これまでどうぶつの森シリーズをプレイしたことがなかったそうですが、香港で都市封鎖が発表されて以降、あつまれ どうぶつの森を使ってデモ活動を続けてきたそうです。@heung_yanさんはゲームを入手してから2日後に香港デモ用の黒いシャツやアートワークをマイデザインで作成したとのこと。このアートワークはデモ参加者の間で人気を博している模様。

 香港デモに参加してきた活動家のJoshua Wongさんも、あつまれ どうぶつの森上で広がる香港デモについてTwitterで投稿しています。

2020年4月10日 12時15分 GIGAZINE(ギガジン

https://news.livedoor.com/article/detail/18100251/


「どうぶつの森」購入不能に=政治的理由か―中国

 【香港時事】香港メディアは10日、任天堂の人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」が中国本土の通販サイトから消えたと報じた。原因は不明だが、ユーザーの間では「政治的理由だ」との声も上がっている。

 どうぶつの森は、プレーヤーがゲーム内で住む島を自由にデザインして遊ぶシミュレーションゲーム。プレーヤー同士の交流も可能だ。

 インターネット上では最近、ゲーム内のものとして、「武漢肺炎」の文字の背後に遺影に加工された習近平国家主席の写真を配した画像が出回っていた。新型コロナウイルスへの対応をめぐり中国政府を批判したものとみられ、当局が問題視した可能性がある。

 ゲームはまた、ウイルス流行で反政府デモを行えない香港の若者の間で急速に広がり、政治的主張を発信するツールとしても使われている。民主活動家の黄之鋒氏も利用を公言しており、「ゲーム内での抗議活動」を呼び掛けていた。 【時事通信社】

2020年04月10日 19時15分 時事通信

https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-626574/


 上記の内容の続き的な書き方をすれば、当然に、「香港の民主化を求める学生たちのデモ」は終わっていない。しかし、そのデモを行うことで、集団を形成し、そしてコロナウイルスが感染するリスクは負わないということになっている。

その意味から昨年12月くらいからネット上での活動を多く行うようになっており、実際に海外のサーバーなどを通して、書き込んだ人が特定できないようにしながら、それなりの活動をしていたということになるのである。

一方コロナウイルスが発症した時に、コロナウイルスを名目に中国の共産党や人民解放軍が、コロナウイルス保菌者を香港の中に入れ民主化運動家の根絶を狙ったという話や、あるいは、そのようにして民主化運動家を隔離するというようなことを行うのではないかというような噂はすぐに流れた。

このブログではあまり根拠が希薄であったために、そのような情報に留意しながら特にこの紙面にはかかなかったのであるが、実際に、香港をめぐっては様々な動きが存在したということになる。

コロナウイルスで大きく被害が出ている間はさすがに、民主化運動も大きなことはできなかったし、そもそも中国全土で都市封鎖が行われていたばかりではなく、政府批判などにおいては、かなり強力にネット規制が入っていた。

これは、コロナウイルス対策などに対する習近平のやり方がよくないとして武漢の医師が告発し、そして本人がコロナウイルスに罹患し死亡するという事件があり、その後も封鎖して死者が増え続ける状況において2月から3月にかけて、ネット上での政府批判が大きくなり、精華大学教授や北京大学の教員が次々と論文を発表するに至ったというようなことから、それらの動画などを削除する動きが多くなったのである。

このことによって香港の民主化のネット上の動きも大きく制限されるようになり、3月中はあまり大きな動きにはならなかった。

4月8日に、武漢の都市封鎖が解けた。そのことによって様々な人の行き来が自由になった状況で、東北三省における罹患者の増加が出てくるようになったのである。中国は「第2波」と呼んでいるが、実際のところは、ロシアに追い出していた罹患者が戻ってきただけという説もある。

それに対して、すでに警戒感が示されている。このことはネットの監視の強化と人民解放軍による隔離という名の人種(イデオロギー)差別が起きることを予感させるものである。

それらの中に。「どうぶつの森」がある。

香港の人々は、どうぶつの森の中で、民主化を求める文字をそのゲーム内で書き、そして「どうぶつの森というゲームの中の仮想空間における民主化デモ」を行っておる。これに対してはネットの監視ではうまくゆかないので、ゲームの販売禁止しか出来ないということになる。

「上に法あれば下に策あり」というのはよく言ったものである。

まさにこのような「環境にあった対策」こそが、様々な次の展開を産むことになる。同時に、そのような内容が出てくれば、当然にほかのゲームでも同様の内容が起きることになり、当然に、中国共産党政府は今後も販売停止ということになる。

それで一般のユーザーがゲームで遊べないというような不満が出てくれば、当然に、「著作権違反で真似をする」ということになる。

今後そのようなことが日中の間で繰り返されることになる。このようなニュースでそのような内容が見えるのである、