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梨の日

映画『時をかける少女』

2020.04.15 23:07

4月10日、大林宣彦映画監督がお亡くなりになりました。


長い闘病生活を経て、遺作となった最新作『海辺の映画館 キネマの玉手箱』の公開日に、というのがカッコよく、寂しく感じてしまう。


今週のメルマガでは、大林宣彦監督作品を執筆陣全員で取り上げる。


私は散々悩んだ挙句、代表作で代名詞でもある


『時をかける少女』(1987年)


監督:大林宣彦監督

出演:原田知世/

高柳良一/尾美としのり/

岸部一徳/根岸季衣/

上原謙/入江たか子




何故こんな王道作を今更、

というのはメルマガに記載した。

本当に、自分にビックリしたんだ。


他3作のリメイク作品がある有名作。

想像以上に、画面効果のこだわりがあり、わかりやすい演出にびっくり。

人間関係も意外とズブズブでビックリ。←


尾美としのりさんも学生役。

ちょっとそっけなく、しかし芯のある少年姿に私は胸キュンが止まらない。

雑な幼なじみ、側から見るとたまらんキャラクターなんよねぇぇ。

現実、自分の幼なじみには無いけど。笑)



現実から少し外れた“少し不思議の“SF”ファンタジー。


夢もあって妄想も広がり、やっぱり楽しい世界を見せてくれる。

好きなんだよなぁ


公開年が私の生まれる前だけど、これ、中高生の時にドンピシャで観てみたかったな。


今観るとちょっと古い言葉まわしも気持ちよく。

ヒロインで、“主演1作目”と書かれていた原田知世さんはもちろん、他の俳優・キャラクターへの愛を凄く感じるんだ。



映画をたくさん見始めたのは近年だし、まだまだ知らない映画、知っておかなくてはならない映画が沢山ある。


いつか、いつか、と思っていたけど、それだとどうしても“今”観たい映画が優先されちゃうから先延ばしになっちゃうのよね。


ちょっとずつ、”いつか“で溜めていた作品たちを観ていこ。


みちこさん(母)は以前「1ヶ月に45本家で観た」っていうんだから。爆)



…どういう体力なんだよ。笑)





大林宣彦監督のご冥福を御祈り致します。

そして延期になっている新作の公開を、心待ちにしています。