映画『時をかける少女』
4月10日、大林宣彦映画監督がお亡くなりになりました。
長い闘病生活を経て、遺作となった最新作『海辺の映画館 キネマの玉手箱』の公開日に、というのがカッコよく、寂しく感じてしまう。
今週のメルマガでは、大林宣彦監督作品を執筆陣全員で取り上げる。
私は散々悩んだ挙句、代表作で代名詞でもある
『時をかける少女』(1987年)
監督:大林宣彦監督
出演:原田知世/
高柳良一/尾美としのり/
岸部一徳/根岸季衣/
上原謙/入江たか子
何故こんな王道作を今更、
というのはメルマガに記載した。
本当に、自分にビックリしたんだ。
他3作のリメイク作品がある有名作。
想像以上に、画面効果のこだわりがあり、わかりやすい演出にびっくり。
人間関係も意外とズブズブでビックリ。←
尾美としのりさんも学生役。
ちょっとそっけなく、しかし芯のある少年姿に私は胸キュンが止まらない。
雑な幼なじみ、側から見るとたまらんキャラクターなんよねぇぇ。
現実、自分の幼なじみには無いけど。笑)
現実から少し外れた“少し不思議の“SF”ファンタジー。
夢もあって妄想も広がり、やっぱり楽しい世界を見せてくれる。
好きなんだよなぁ。
公開年が私の生まれる前だけど、これ、中高生の時にドンピシャで観てみたかったな。
今観るとちょっと古い言葉まわしも気持ちよく。
ヒロインで、“主演1作目”と書かれていた原田知世さんはもちろん、他の俳優・キャラクターへの愛を凄く感じるんだ。
映画をたくさん見始めたのは近年だし、まだまだ知らない映画、知っておかなくてはならない映画が沢山ある。
いつか、いつか、と思っていたけど、それだとどうしても“今”観たい映画が優先されちゃうから先延ばしになっちゃうのよね。
ちょっとずつ、”いつか“で溜めていた作品たちを観ていこ。
みちこさん(母)は以前「1ヶ月に45本家で観た」っていうんだから。爆)
…どういう体力なんだよ。笑)
大林宣彦監督のご冥福を御祈り致します。
そして延期になっている新作の公開を、心待ちにしています。