アーユルヴェーダクッキング
お昼は毎日ドクターのお母さんのアーユルヴェーダクッキングクラス。ケララで昔から食べられてるものを教えてくれます。
ヒンズー教のお家だけど、ケララの人はチキンや魚も食べる。だからチキンカレーやフィッシュフライも教えてもらいました。その土地で昔から食べてるものを食べるのがいい。とアーユルヴェーダでも言われてます。
お魚もこんなに新鮮!
やっぱりどこの国でも、家庭料理が一番美味しい!!お母さんは本当にお料理上手で、観察してると本当に一つ一つが丁寧。出したものはすぐしまう。物は乱暴に扱わない。常に周りを綺麗にする。こういったことが味にすごく影響するんだなー。と見てて思いました。
お昼の時は、いつも消化を良くするクミンウォーターを作る。
お米は朝薪釜で茹でる。
薬効のあるジャックツリーの葉っぱをゴムベラ代わりに使ったりする。
庭に植えてあるカレーリーフを採ってきて使う。
たまに庭から切ったバナナの葉っぱで食べる。
昔は削ったココナッツからココナッツミルクを絞ってたらしいけど、お母さんの腕が痛くて出来くなったのと、ドクターも忙しくて手伝えなくなったりで、パウダーを買って使うようになったり。時代と共に変化してることもあるみたいだけど、毎日の生活がケララの自然と共にある。
朝食は、イドゥリやドーサ、アッパムなどの豆や米の粉を水で溶いて一晩発酵させたもの。それにだいたい蒸しバナナとチャイ。幸せすぎる朝ごはん。
ランチは、いつもお米。チキンやフィッシュ、オムレツなどありで一番豪華。
夜はチャパティ焼いたり、それを揚げたプーリだったり、カレーはお昼の残りだったり、今日は疲れたからカレー買ってきた。なんて日もあったり。ちなみにお米より小麦粉の方が軽いってアーユルヴェーダでは言われてます。
毎日しっかり3食食べて、一日2回チャイ飲んで(でもかなりあっさり目。これに慣れるとこれが美味しい♪)、でも身体が全然重くない。どんどん元気になっていく。
毎日こんなに素晴らしいご飯を食べることが出来て、本当にありがたくてありがたくて。生活の中にあるアーユルヴェーダを体験させてもらえて感動でいっぱい。
でもここで過ごさせてもらって、徳島のおばあちゃんの話を思い出した。昔は、家で麹から作って味噌を仕込んでた話。私のひいおばあちゃんがお醤油を作るのがとっても上手だった話。蚕を育てていた話。昔はどこの家でも当たり前にやっていたこと。昔は家族も多いし、お手伝いさんがいたり、働き手がいっぱいいてこそできることだったりもするけど。。。
でもおばあちゃんの昔の生活や、このケララの生活みたいな、自分が自然と共にあることを感じられる生活は、心身の豊かさと安定をもたらしてくれる。
アーユルヴェーダは宇宙の智慧だから、インドだろうと日本だろうと同じ。日本に戻ったら、色々とやりたいことがあるなー!小さくても循環を感じられる生活。これをますます意識して過ごしていきたいな♪