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アジュラック工程5

2019.03.08 03:30

アジュラックプールへ通うのも3日目。

毎朝道端で野菜売ってるおばちゃん達と、おはよう!と挨拶を交わしてバス停へ。

泊まってるゲストハウスから、沢山のバスが集まるステーションまで歩いて行けるから嬉しい。

さて、今日は最後に黄色で染める工程。まず、昨日の布をアラムパウダーの媒染液に浸します。

そして黄色を出すのは、ザクロの皮と

ターメリック。

これを鍋に入れて、煮ます。

水が熱くなるまで時間がかかるから、一時間以上煮てたかな?

その間、ブロックを押せ、押せ。と言われ、一緒に押す。上手いと言われ、調子に乗って押す 笑。

彼の地元は、ブージの北西、パキスタンとの国境のシンド地方。そこでもアジュラックが作られてます。ここカッチ地方とまた少し言葉も違う。と言っていた。ブロックプリント職人歴25年。

そろそろかな?色をチェックして。

一枚なので、バケツで洗う。

そして干す。どんな色になるのかなー。ワクワク。

じゃーん!出来た!

寄ってみるとこんな感じ。

白だったところが黄色に。藍で青かったところが緑になってます!

3種類並べると良くわかる!

真ん中が藍だけで染めたもの。左がさらに赤で染めたもの。右がそれをさらにターメリックで染めたもの。

はーーーー、素晴らしい。

ベースを赤にしたり、泥でグレーを出したり。単色にしたり、色を重ねたり。本当に色々なバリエーションがあって、ブロックと組み合わせると、その組み合わせは無限大!

それが全部自然のものからだなんて、素晴らしいー!


一ヶ月半前に出来たばかりのお店にも行きました。

実際に作られてる工程を全部見て、それがここに並んでるのをみると売られている布の見方が変わる。

どんなものでもそれに関わっている人がいるということ。

それをついつい忘れがちだけど、売られているものの向こうにある手間だったり、時間だったり、エネルギーだったり。そういったことから、これからも心を離さずにいたいなー。

ふふふ。もちろん布いくつか購入しました。これから生活の中でこの布たちが馴染んでいく様子も楽しみ!