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【ヒラメのポンプヘッド入荷】通なロード乗りなら使っている。

2020.04.14 10:45

『ローディー(ロード乗り)なら、ポンプヘッド(口金)はヒラメでしょ?』


と、古くから言われてきました。

今は聞きませんかね?

私が多分古い人間なのかもしれません笑


ヒラメは、

仏式バルブ(フレンチバルブ)をしっかりと締め付け、確実に固定が出来るポンプヘッドので、古くから通なロード乗りに愛されてきました。

ヒラメ

ポンプヘッド横型(写真右)

税別4,380円


ポンプヘッド縦型(写真左)

税別3,280円


もちろん私も愛用してます。

プライベート用ポンプでは、縦型と横型それぞれ使ってます。

左の横型は私が高校生の時から使っているもので、当時はチューブラーを使ってましたので、レバーに僅かにリムセメントが付着した状態のまま😅


ちなみにヒラメのポンプヘッドをお買い求めいただく際には、ホースバンドと予備のパッキンもぜひ一緒に買っていって下さいね

ジュビリー製ホースバンド(写真上)

税別400円

パッキン(写真下)

税別100円


取り付けは多くのフロアポンプで可能ですが、大変な作業なのでお持ち頂ければ、税別工賃1,000にて承ります。


さて、

ヒラメはどうして良いのか??

どうして昔のロード乗りやメカニックはヒラメを選んでいたのか?


ご説明しましょう!

これを知れば明日から語れます!笑


まず、昔はロープロファイルリムが基本だったわけです。

なので、チューブラータイヤのバルブ長やチューブのバルブ長は短くて良かったんですが、だんだんとエアロ効果を求めてリムハイトを高く設計するようになってきました。

そこで、バルブの長さが足りなくなります。

そうなると、標準のバルブの長さのままだとあまりリムからバルブが出てきません。

イメージとして上のバルブのような状態になっていたんです。

そうすると、多くのメーカーで出ているポンプヘッドでは、固定が上手くできません。

挿入しろの問題です。

ポンプヘッドの奥深くまでバルブを入れないと固定が出来ないんです。

それは、スペシャライズドのポンプヘッドも同じです。

そんな時に

当時(昔)ポンプと言えば『イタリアのシリカ』という時代でしたから(今のシリカとは違う)そのシリカのポンプヘッドを削って対応してたりしましたよね。

こうやって削る事で、バルブが僅かな出しろでも『かろうじて』空気を入れることが出来てました。

しかし、片手でポンプヘッドを抑えながら、もう片方の腕一本で空気を入れる必要があり、疲れる上にゴムパッチンが少しでも傷むと入れながら漏れていったり…

裏技でパッキンひっくり返したり貧乏くさいことしてましたが…笑


そこで、このヒラメのポンプヘッドにすれば、なんと!

僅かな出しろのバルブでも確実にホールドが出来たんです!!

よーく見ると、ゴムパッチンがすぐ手前に見えます。

金属部分はとても薄いので、バルブが少ししか出てなくても問題なく固定可能です。


チューブラー、そしてラテックスチューブ時代は、本当に毎日空気を入れなくてはいけませんでした。

(ブチルチューブ製のゴムと違って空気の透過性が高い)

今日乗っても、翌日には半分くらいの空気圧になってますから、毎日沢山のエアを継ぎ足しで入れていかないといけない時代だったんです。

毎日の事なので、その行為が楽になることを考えれば、本当に助かるアイテムだったんですよ!


ちなみに昨今では標準と言えるリムハイトがかなり高くなってきました。

ディープリムそのものが一般機材となってからは、様々なバルブ長のチューブ、様々なサイズの中継ぎ式エクステンダーもライナップされ、しっかりとバルブは出せるようになりました。

そもそも標準のバルブ長は32〜36mmだったのが、今となっては48mmくらいですので、ちょっとやそっとリムハイトが高くてもしっかりバルブが出ます!

だからこそ、ヒラメのポンプヘッドを求める需要も減ってきているのかもしれません。

そしてそもそも昨今の定価5000円くらいのポンプに付属するポンプヘッドは、そこそこ良い作りになってますので、昔のポンコツポンプヘッドしか無かった時代とは事情が異なります。


しかし、経験として以下のようなことはありませんかね?


・空気を入れてる最中にパッキンから空気が逆漏れしてくる


・空気を入れている最中に急にポンプヘッドが空気圧に負けて抜けてしまう


大抵がゴムパッチンの消耗が原因ですので、パッキン交換で改善することがほとんどですが、ヒラメの良いところの真髄は、固定力(パッキンがバルブを締め付ける力加減)を『調整が出来る』事にあります。

なので、不意に抜けてしまったり、ポンプヘッドからの逆漏れはほとんどありません。

上のフレンチバルブですが、左のバルブはネジが切られてません。

そんなタイプのフレンチバルブは、ポンプヘッドが抜けやすいですので、こんなバルブに対してもヒラメなら全く問題ありません。


あと、

ディープリムとは、エアロ効果を高める為の構造です。

だからこそ空気抵抗となるバルブも、必要以上に露出させたくありません。

ヒラメのポンプヘッドで固定出来る範囲で最小限の出しろにするのが、私自身の決戦ホイールの『こだわり』でもありましたね。

今となってはレースは出ませんので、どうでも良い問題ですけど。


【ヒラメ】


古くからフレンチバルブを使ってきた


『ロードレーサー(ロードバイク)』


だからこそ、

『ロード乗りならヒラメを使え!』

です!


通な一品です。


是非いかがでしょうか?


縦型と横型のメリットデメリットとは…

私がはじめに横型を選んだ理由など…


店頭にて購入時にご相談下さい☺️

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