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光の世界の革職人 摩弥

儚い命。

2020.04.16 22:00

生まれる日にち、時間、場所、テーマ、経験

そして終わりを迎える時(寿命)まで全ては自分で決めてきた青写真。


これは変える事が出来ないもの。

中には特例もあるでしょう。だけど、それはごく稀なもの。


そしてそれは突然やってくる。

事故、病気関係なく”終わりの日”は誰にでも突然やってくる。本当に突然・・・


”命”というものの価値、”死”というものの覚悟、”遺される”という事の意味

これは計り知れないものがある。

本人や家族でないとわからない寂しさ、苦悩、苦痛、怒り、感謝を他人が軽々に口にする事は控えたい。


だけど、小さい身体で最期まで一生懸命に闘っていた事は褒めてあげたい。

諦めずに闘う事は自分の為だけではなく家族の為だという事もわかる。

それは”生きる”事への執着ではない。闘ってる姿勢を見せる事が遺される者への決心と覚悟を持たせるためであるという事。立派だね。

そして、それを見せられた家族がしっかりと受け止めてる姿も立派です。


最期の最期まで痛み、苦しみに耐え続け、闘い、尽きた命。

本当に立派だった。

そして『よく頑張りました』『いい旅立ちにさせてあげてください』と言ってきた貴方も立派だった。本当は泣き崩れていたでしょうに・・自分の命と引き換えに助かってほしいと願っていたでしょうに・・




短い人生で課題を全うしたから還るのか

何かを背負うべく還るのか


どちらにしても”肉体ありき”の世界から”魂ありき”の世界に戻ったという事。

全てから解放されたね。

”儚い命”だったけど見せてくれたものはとてつもなく大きなものだった。


上に戻ったらゆっくり休んで。

そして見送った貴方が前を向ける時がきますように陰ながら見守ります。


ありがとう。