第5本目：茨城県道15号結城下妻線

管理人の「しんとち」が県道を自走して、ありのままに思ったことを素直に書いていくこのコーナー。

今回紹介するのは、「茨城県道15号結城下妻線(ゆうき・しもつません)」(以下、r15)です。

この県道は、茨城県西部の結城市から下妻市までを結ぶ、全長約15キロの主要地方道で、途中に筑西市関城地域を経由します。全線にわたって片側1車線が確保されています。

結城市内では、国道50号バイパスが開通したことに伴い、旧道の一部がr15に降格となった箇所があります。ちょうど、50号バイパスとJR水戸線に挟まれたところを走る感じです。旧道ではありますが、市街地を走るために交通量はそこそこ多いです。

下妻市内は、市の北西部から市街地西端へ向かって南進するルートをとります。沿線にはいくつかの集落があり、個人商店が軒を連ねています。

終点付近には砂沼サンビーチという観光スポットがあり、夏場はプールを利用する観光客で当路線・接続する国道125号が大渋滞となります。交差点の改良工事などが行われてきましたが抜本的な解決には至っていないので、夏場に下妻市内をr15を通って経由する場合は、迂回路も合わせて調べるといいと思います。

また、r15沿線地域は工業団地や倉庫街を複数抱えており、全線を通してトラックの交通量が多いことも特徴です。特に、結城市以西と下妻市北部から筑西市関城地域にかけて広がる工業団地を行き来するトラックが多く、トレーラーや大型のウイング車などが長蛇の列を作ることも珍しくありません。車線幅はあまり広くはなく(荷台の広い低床トレーラーははみ出すことがある)、歩道がない個所もあるので、トラックの後ろを走るときやすれ違う時は注意してください。

以上がr15の紹介となります。

国道50号で結城市以西から茨城県下妻・つくば・土浦方面へ向かう際には、50号→r15→国道125号というルートが検討されると思います。下妻へお越しの際はぜひご利用ください。

あと、砂沼サンビーチは良いところです。