Residual Chlorine
Residual Chlorine:残留塩素
ひまっす! やることはあります でも 出歩かず 動物園のトラの気分です。
コーヒー飲みながら なんか役に立つことないかなーと
海外の学術文献読んでもねー covidの変異とか 遺伝子学的違いによる毒性とかね。
でも根本的に その領域って【環境特性】でかわるし 気候条件などにもよるし
んで 発生比率と重症化率など まとめた資料があって
結構そこそこ細かく その国の 都市ごとのエリアまでのね。
そこで Σ(o'(ェ)'o) ハッとなりました。 これさー
水道水と水道原水の性質と消毒方法に大きな違いがある!
仮説理論
日本の水道は世界でもトップクラスで 水道原水(水道になるお水)も地下水とかが多い
んで 水質は硬度が低く【軟水】
水道法では47物質の項目があり 日本は世界から見て 鉄/マンガンなど火山国ですから
そこら辺の数値は高いですが 意外にそのほかは安定してる =硬度に置き換えられる物質が少ない。
ちょっと面倒な説明ですが 消毒用”次亜塩素酸ナトリウム(NaCLO)”が 水道に残留しやすい状態にある。
濃度的には 浄水場出口で0.25ppm 水道末端で0.1ppm以上であり
日本は 残留塩素は残すように指導している(以上の意味ね!)
海外では 0.05ppm 以下 など残留させないように指導している。
では具体的には イタリアでお話しすると
あそこは 地質的にで石灰岩で 水道原水の 硬度は 中硬度120~300mg/l
硬度は 単純に言えば カルシウムとマグネシウムの量であり(全硬度
消毒に使用した(微生物/有機物/雑菌 などが 先にカルシウムマグネシウムと
結合してしまう。 =残留してるのは 揮発性の少ない 反応完了後の残留物。
消毒用に添加した物が【2次反応を起こし析出してしまい】スケール化する(白い塊
元々の水道原水の特質で! 水道末端にまで殺菌効果のある塩素が残留していない。
水道も給水管からの 【直圧式】が少なく バッファタンク(貯水槽 でためるケースが多い
これは先ほどの スケル化しやすい Ca/Mgの問題もあり 水道管を詰まらせるなら
貯水槽で反応おこさせ 配管のつまりを守るためでもある。
日本の水道は この硬度が低く(軟水 で 2次反応が起きる物質が少なく
水道末端まで 残留塩素が残る。 よって加湿器などは水道水を使用することを
メーカーも但し書きしています。
日本では爆発的な感染に至らないのは?
入浴習慣と 水道水を飲む文化でしょうね。
揮発性塩素は熱を加えたり紫外線でその数値は減ります。
アルカリ性の次亜塩素酸ナトリウムは水酸化の形で残留し
特定の物質にも残存します。これにより
1入浴習慣 (軟水入浴+アルカリのため表面に残留しやすい
(硬度が高いと 張力の関係で 肌にまとわりつかず親水化しにくい
2水道の直接摂取(手洗いうがい/食事/飲用
3残留塩素摂取による 【常在菌】の特異性
このあたりから 世界とは違う日本の状況なのかとも考える。
では爆発的な アメリカでは?
同じく軟水 ですが あそこは塩素は使わない 紫外線にオゾン!
使ったとしても 【塩素ガス】
ちなみに 次亜塩素酸ナトリウムは カルキ臭いとか塩素臭い プールの匂い!
と表現されますが あの匂いは
塩素オリジナルの匂いに アンモニア(有機物等と反応した 【クロラミン】
のにおいです! お忘れなく へへへ
さて! 発展途上国の中でも感染報告はありますが
どう考えても医療後進国で むちゃくちゃ増えていないのは
PCR検査がなされていないとかでなく 常時摂取する飲み水(ボトルや
水道などの生活環境で使用するに硬度の問題かも?ね
そのうちそんな話も表に出てくるかもですね