セニア
2020.04.15 05:10
セニア はトレンチ・キャンベルによってU1155に作られた,トオルンワールドで最初のロボットである.サキア・ソカイへの登頂までの間,10転に渡って活躍した.
サキア・ソカイでの活躍
サキア・ソカイの部隊では,通信を担当した.トレンチから通信技術の更新を推奨されたが,長年の経験則から拒否.トレンチは危険だといいつつもこれを受け入れ,かわりに「旧式通信がどの程度有効なのか」について調査をすることを約束とした.
ソカイを登るにつれ,旧式の通信技術では通信が難しくなり5000m付近で通信内容に十分な阻害が見られた.しかし,10000mを超えると急に新型通信がまったく役に立たなくなり,わずかにでも通信ができる旧型通信の役割としてセニアは活躍した.
しかし,旧型通信の電気的効率は非常に悪く,12000mを超えた時点でこれ以上の消費は帰還が不可能になると発覚.セニアは「登頂こそ第1の目標である」として,通信を継続.
14000m付近の地点にて,気同率の低さから絶壁を転落する際に正常に着地できず,通信機能を失うものの,登頂を果たす.
下山時,自身のデータが復元不可能になるレベルの衝突で終了.機体はデウルによって一部持ち帰られたものの,全体はまだ見つかっていない.