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「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

生徒に聞いたレスターの奇跡の秘話

2016.05.14 15:00



サッカーのお話。

プレミアリーグでレスターというチームが優勝した。

日本人の岡崎が居るチーム。

お金もあんまりなくて、そんなに強くないのに、奇跡の優勝。133年目の初優勝。

恥ずかしながら、僕が知っているのはそのぐらいでした。



それが今日、生徒にサッカー好きの子が居て、

授業後の雑談で彼が語ってくれた話があんまり良すぎて、

約束通りブログに書いています。



あえて何も調べずに書いているので、

その子の話が本当かどうかもわかりませんが、

あえて、そのまま書きます。

サッカー事情通の皆様、実際違ったらすみません。

温かく見守りください。






お金もない。勝てない。

そんなチーム、レスターは存続の危機にあった。


「今年めざましい成果がなければ、チームは消滅」


そんな瀬戸際で、選手たちは考えた。勝つために何をすべきか。

お金も、能力に秀でた選手も、優れた戦術もない。

その中で出来ることは、ただ一つ。たった一つ。

一生懸命にやることだった。


キャプテンの選手(名前は忘れた)は言った。

「俺達は他のチームから見れば格下だ。守備に全力を注ごう」


攻めの選手も、守りの選手も、関係なく走った。

一人抜かれても、二人で守る。二人抜かれたら、三人で守る。

ただでは抜かれない。少しでも相手のスピードを落とすことで、

トップレベルの選手や、素晴らしい作戦がなくても、守れる。


攻撃はカウンター。

好機と見るや、走った。とにかく走った。

レスターが勝った試合で、5−0や3−0のような圧勝はほとんどない。

2−1や1−0など、タフな試合ばかりだ。


DFはもちろん、MFもFWも関係なく、点をやらないことに力を注いだ。

そして、カウンターの攻撃で絶対に点を取ることに集中した。


足りないものばかりだった。

相手はいつも強かった。

潰れそうなチームで、

自分たちは弱かった。

だけど、それでも応援してくれるファンは居て、

どうにかしたかった。

だから、出来ることをただひたすら、

一生懸命にやった。

それを続けた。ヘトヘトになりながら、ボロボロになりながら、

意地を張った。意地を張り続けた。

そして、

優勝した。



奇跡を起こした。






さっきまで目の前で因数分解に苦戦していた彼の語りは、

予想外に感動的で、ちょっとぐっときてしまいました。

「岡崎のいるレスターってチームが優勝したらしい」だった僕の興味が、

大きくふくらんだ瞬間でした。これから調べてみるね。



それにしても驚いた。



レスターの優勝ももちろんだけど、

ストーリーが持つ人を変えさせる力と、

それを語る目の前の彼の堂々とした姿に。

なんだか勝手に喜びと嬉しさを感じて、

今日はとっても寝つきが良さそうです。



奇跡なんて大げさなものではないけれど、

僕にとってそれは奇跡のような衝撃で、

レスターさまさまです。

調べてみてそれがたとえ違っても、

僕の頭の中では彼の語り再生で忘れずにいようと思います。



本日もHOMEにお越し頂いてありがとうございます。

チャンピオンズリーグについても語ってたから、見たくなったな。