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松永紀見子 SINGER

哀れの中のおかしみ

2020.04.15 16:16

NHK知恵泉を観て

井原西鶴を読みたくなりました🎵



哀れの中におかしみがある。 


過ちを犯す人間にも魅力がある。 


長所も短所も抱きしめて

世界を愛する余裕。



番組で紹介された

「世間胸算用」は町人物の代表作。


江戸時代、大晦日は借金を清算しなければいけない日であった。


貧富を問わず、躍起になる人々の駆け引き、悲喜こもごもをのぞき見れる短編集らしい。


気になる☺️





増村保造監督が映画化した

「好色一代男」で主人公は

身代を潰す放蕩息子である一方、

全てを投げ打って女性に尽くす一面がある。


ただの女好きで、

欲望の為に女性を利用する、

それまでよくあるパターンとは

違うと感じた。



だんだん立派な社会人である主人公の父親が

妻をこき使い、蔑ろにする人間にも見えてくる不思議さ。


強烈な個性の主人公に魅力があるのだ。 



増村監督は個人を重んじるヨーロッパへ留学したことで、逆境の中でも情熱の為に生き抜く個人を描こうとした。



1960年代の邦画で描かれる男女関係は

なかなかに一方的なものも多い。


戦後の虚しさから男性が

女性に逃避する流れも多いが、

それにしても「浮雲」は偏っている。

(女優さんが美しいので目の保養にはなる)



過ちを犯してから悔いる人間そのものを

見せてくれるフェリー二監督「道」

「カリビアの夜」は好きなんだけどなぁ。


愛に身を投じる女性の物語は好きだから、

描き方かな。 



女優さんが凛として美しい、

ほのぼのと癒される

小津安二郎作品も好きです。



結局、映画の話になってしまった(笑)