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仕事とは一体、何か。

2020.04.16 00:53

だって、仕事があるからーーーーー


これは大変よく聞く言葉。

仕事を理由にして何かを犠牲にしている言葉。。。。

もはや呪文。。。


私は薬局兼、ドラックストアで働いている。

マスクや、アルコール製品や、うがい薬、手袋

風邪薬までありとあらゆるものを買い求めにやってくる。

マスクはありませんか?と同じ人が毎日のようにやってくる

薬だって飲まなければならないものもあるので、来局するのはある程度は

致し方ないことだと思う。

しかし、コロナがこれだけ騒がれている中、自粛しているのか?と本当に目を疑うし

マスクを顎にかけていたり、喋るときにわざわざマスクを下げて尋ねてきたり、

マスクを持っている安心、身につけているだけで安心とでも言わんばかりで、

マスクはお守りなのか?と目を疑う光景もよく見る。

また、もしコロナにかかったら、どの薬を飲めばいいのか?と相談を受ける。

そもそも、コロナにかかったと思うなら

然るべきところに連絡(保健所)し、指示を仰いていただきたい。

うがい手洗いはもちろんのこと、不必要な外出は避けてください。

とお伝えしたところ、



だって、仕事があるからそんなことは言ってられません!!!!



とはっきりと言われてしまった。

これはコロナに始まったことではないが、

仕事が何になるのだろうか。

仕事があるから不規則な食生活になっています。

運動する時間も仕事が忙しいので、取れません。

だから病気になりました。

仕事があるから改善は無理です。とかとか

ほんとそのような方ばかり。


命あっての仕事、健康な体があっての仕事ではないのか?

命があり、健康な体があるからこそ仕事ができるのだから。



もちろん、仕事は大事だ。

決して仕事がダメだとか言っていない。

仕事が生きがいのようになっているのかもしれない、

身を削ってでもしたい仕事なのかもしれない

でも実際は、仕事は生きるために必要な手段であるのも事実だ。

たとえ身を削ってでも、体調を壊したとしても、命を落とす危険があったとしても。。。。




だが、しかし、しかし、本当にそれでいいのか?

不健康な体でどうやっていい仕事ができようか?

命無くしてどのように仕事をするのか?


 先日、母親が自宅で仕事をするようになり通勤しなくて良くなったという。

母親は、家に居れて安心だ。ホットしたと言っていた。

母親自身はバイク通勤で感染リスクは低いはずだが、同僚は違う。

電車を乗り継いで出勤していたため、どこでどうもらっているか見えない不安となる。

そういう人がオフィスの隣に座っていたら、、、、、

なので、リモートワークになり感染のリスクを最小限にできたから彼女は、安堵していた。


やはり、身の安全が第一よね。

命が大事だよね。

その上で、仕事があるのだよね。と感心したばかりだったから、

「仕事があるから(外出・感染も)仕方ないじゃない」

というあの言葉は、私にとって矛盾を感じずにはいられなかった。

命よりも大事な仕事。。。。

果たしてその価値とは。。。。




さて、一体、私にとって仕事とはなんなのか。

私が、薬局で働いていなかったらどうなのか?

つまり仕事がなくなったらどう感じるのか?

自分の命を守れるのか?

会社は働けと言った場合、私は出社しない!と決断できただろうか。。。。

今の生活を維持したいから働かないとお金が入らない!から

やっぱり何が何でも仕事しなきゃ!と呪文を言うのかな。。

実際、コロナとは関係なく今の仕事の契約が切れる。

次が決まらなければ無職になる。

一瞬だけれど、先を考えては焦った。不安になった。

他愛もない友人との会話で怒ってしまった。焦っていたのです。

やっぱり人生において、仕事のウエイトは大きい。

そう言えば、なぜか、私は小さい頃から一生働いていたい。と願っていた。


仕事とは一体なんだろうかーーーーーー













改めて考えさせられた。仕事について。

仕事は私にとって、人生を豊かにしてくれるもの。

それは、

感性や知識や共感など私自身が成長できる機会のこと。

多くの人に出会い、話して、気付きを得られる機会のこと。

豊かさって、お金のことだけではない。

そんなことに気付かされた。

だから私が仕事をする上でのキーは、

人生が豊かになるかどうか。

だから、命あっての仕事。心の底からの健康な肉体があってこその仕事。

この命は当たり前のようで、当たり前ではない。

毎日が奇跡なんだね。

今いる環境も、周りの人たちにも、あの呪文を言ってくれた方に大いに感謝です。

そういうことにも気づきました。



一生仕事をし続けていたい。と言う私の願いは、

人生を豊かにし続けたいと言う願望でもあった。

そう、


私は、私の人生を豊かにする。

私は、私を幸せにします。