学ぶ・実践する
2020.02.03 06:00
こちらは江田集落の隣に位置する中津集落の一コマ。
写真の畑で肌色に色ついてる部分にご注目です。
これは、「土」ではなく「茅」を細かく切り刻んだものをマルチ代わりに引いています。
この景色を見たとき、心に何かが突き刺さりました。
「丁寧」という言葉を使えばいいのか…
表現の仕様がわかりません。
とにかく、「自分が目指す先の暮らし(農)はこの畑に凝縮してる」と
すぐに写真として納めたのを覚えています。
今年の春夏野菜を含め、大きな教科書を得た気分です。
普段、パソコンや本で目にする所謂「マニュアル」という情報は
ほんの極一部でしかなく、全国各所でそれが通用するか(適応するか)と考えれば
すぐに答えは出ないはずです。
特に山間部は、平地に比べて気温や気候が厳しくその土地に合わせた”順応”がポイントになってくるはず。
その”順応”が地域資源を用いた”循環”になっていれば、その場所で凄む命に対して
とても有意義な向き合い方になるのでは…と考えています。
小さな命(微生物や動植物)との共生を考えた”食”の在り方を垣間見た瞬間でした。
自分の畑でも実践してみようと思います。