【決起集会8】第11話「いつかギラギラした日」
2020.04.16 09:19
「せっかく集まるなら決起集会の様子を残したいなあ」班長福田の一言から、始まってしまったこの日記。今回は、3月13日(金)。太田君との打ち合わせの様子です。この11話、会議後すぐに書いたので、1ヶ月前の空気感を感じていただければ‥
この日は太田くん(暗躍担当)との打ち合わせin九段下。
俺の家と、太田くんの職場の中間地点を探したところ、
九段下で集合することになった。が、マック以外に入れそうな店はなかった。で、移動。
隣駅の神保町には入れそうな店がいっぱいあったぜ。
俺たちは、ぐるなび1位の居酒屋に向かった。
店前に行ってびっくり。
俺たちを待ち構えてたのは、ボロボロの横引きのドア。
中に入ると、広さが小学校の教室ぐらいのスペース二つ。
手前はテーブル席で、奥は畳ぎっしり机ビッチリ。
畳に案内されたはいいが、
机どうしが近い上に、
大量のサラリーマンが将棋の予選会のごとくひしめき合っていた。
お客さん全員の健康を祈りつつ、料理を注文。
ぐるなび1位なだけあって、何を食ってもうまかった。
しかもビールが290円!
近い公演の舞台設計の話をした後は、
だらだらと思い出話をしたり、
隣の席の人たちをメチャメチャ馬鹿にしたりして、楽しい時間を過ごしていた。
そして次の飲み物を考え始めたら‥‥
急にテーブル状に手が伸びてきて、
太田くんの手をキャッチ!
手の主を見ると小汚いおじさんがいた。
するとおじさん「わかる!?」
握手されてる太田くんはピンと来てない様子。
このおじさん、太田くんの知り合いと思いきや、他人。
そして他人は握手した状態で喋りまくる。
最後に他人「何飲む?」
従業員だった。
おじさんよ、
服の柄が一緒だから握手してきただけだったのはいいけど、
他の従業員はマスクしたりしてコロナ対策練ってるんだよ。
今の状況じゃ、握手&しゃべくりでエクゾディア(飛沫&接触)が揃っちゃったよ。
まー俺じゃないからいいんだけどね。
その後、他人がオススメした「マグロ頬肉のステーキ」を食べたりして、
最後に、太田くん(特濃接触)に任務を託してこの日は解散となりました。
*任務とは、京葉演劇研究會を観にいくついでに、演出家の石井さん(夏旅行の師匠と勝手に思ってる)に置き時計を借りる作戦のこと。