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Cheers!by masamin

float

2020.04.16 11:02

某バーテンダー女子からの

セッション依頼あり

90分みっちり話した後の 

カクテル談議となった。

テキーラ+柚子ジュースに炭酸

その上に ピーティーなシングルモルトを

スプーンでそっと浮かべる。


そんな飲み方を教えてもらった。



もー、これやばくて。



五感を試すような 香りの立ち方に

やられてしまいました。



テキーラは

メキシコで買ったものを。



シングルモルトは 

アードベクのスーパーノヴァ。


フェノール香と柚子香が交互に😭









彼女は 都内にお店を3軒持っていて

そりゃぁもう

コロナ騒ぎで大変なわけですよ。





わたしからは

そうだね、一回止まろうか

…的な ことをお伝えしましたよ。

ストレートに。





本人も それは ほんとに

わかっていて


でも決められないのは

今までの思い出と

過去の経験からくる

未来への強い思い込みがあるから。




あんなに頑張ったのに…


ステキな思い出があったのに…


自分の努力や苦労、学びが

手放せない…


悔しい…

怖い…


そんなグルグルな感情。





全てをひっくるめても

やっぱり

それはドラマ。




…と話すと


思い出だよね、ただの…

ため息。




思い出も良いけどね

今はどんな気分なの?


ぶっちゃけ

安心したいかな。



…ん、わかるよ。



こんな会話。






私はね

あなたを信じてる。

あなたよりも あなたを信じてる。



そう伝えました。


(もちろん、これは掲載許可済み)







彼女とは 本当に長い付き合いで

彼女が 彼女の城を守るために

どんなに頑張ってきたかを

私は知っていて…


でもね

あえて


一旦止まろうか、と

…こんなことが 起こらなくても

止まる時だったんだと。


そう伝えるしかなくて。





店を閉めて

何を捨てて

何を残して

何をしたいのか

考えて



新しい自分のために


その前に

まずは ゆっくり休もうと


そう伝えました。





彼女が

頑張った自分と

それを手放す自分を許す事を


彼女の未来は 

待っている。






売り上げや

勝ち負けや

有名無名というジャッジや

一目置かれた存在、という自尊心


を捨てて


過去の努力という

思い込みのフェーズから

フラットな場所に着地する日を


彼女の未来は 知っている。







なかなかに せつないセッションでは

あったけれど

教えてもらったカクテルは

とても美味しくて


私は なんだか幸せだ。