プチ勉強会を経て、オンライン指導の仕組みをシンプルにまとめてみる
オンラインシリーズ続きです。LINEなどで質問も増えてきたので、本日はうちでオンライン学習室をどのように運用しているのかを簡単にまとめていきたいと思います。主に同業者の方向けの記事になるかと。
先日は、プチ勉強会にもお招きいただき、一緒にわちゃわちゃとZOOMを使ってみました。楽しかったですね。「皆さん、ダッシュで手を挙げてください!」とか「どうにかしてブレイクアウトルームから脱出してください!」とかやってみると、PCの種類ごとに対処法が違ったりして、僕も学びになりました。写真はその時のものです。ちなみに、写っているのは僕ではありません。
ちょっとずつ色々わかってきて進化している点も併せて綴っていけたらなと思います。早速参りましょう。以前の試みはこちらでご確認ください。
なお、現在スナップカメラがアップデートしたZOOMではどうやら使えない方も多いようです。こちら情報求む。
使っているツール
改めて、オンライン学習室運営にて使っているツールは「ライン公式アカウント」と「ZOOM」です。
あ、あと塾向けサービスのcomiruをオンライン対応以前から使っていました。念願の誕生日機能も実装してくれて有り難い限りです。座席表管理(自習室にいつ誰が入るのか)や請求管理に使わせていただいております。
LINEの方は、入退室の連絡や、質問受付に使っています。ZOOMに最初に入る時とかの細かい設定を伝える際にも活用できるので、こういった連絡ツールは助かりました。課題配布や課題提出もLINEです。写真をやりとりする形ですね。僕の方での課題管理はApple純正アプリの「写真アプリ」を使って生徒ごとのフォルダを作って管理しています。課題も使っている教材も個別でバラバラなのでここが一番大変ですが、楽しいです。
やることが沢山で自身で管理や整理が難しい場合は、ミッションシートを作成し、共有管理しています。希望があれば表紙を変えたりしています。うん、完全に僕が楽しんでいます。以下、いくつかの表紙や中身例。名前や詳細は消してあります。
少し説明が必要な単元はYouTubeで先回り。なぜか毎回低評価をする通称アンチーズ(3人組)がいてへこたれそうですが、見てくれるだけマシかなと自分を慰めています。アンチが怖い方もご安心ください。塾生のみへの表示もできます。
ZOOMは最近コロコロ仕様が変わりますが、「チャット」「画面共有」「ブレイクアウトルーム」「手を挙げる」「いいね・拍手ボタン」が理解できていれば後はどう使うかですよね。
「えー、ZOOMよくわからん」という方は、連絡もらったら一緒に繋いでみてわちゃわちゃしましょう。それが手っ取り早いですし、面白いです。LINEやTwitterに連絡ください。
ZOOM以外のオンラインツールも色々情報を探っておりますが、当塾では今のところ変えるつもりはありません。もしまたその時がきたらここで報告させていただきますね。
何度も言いますが、ツールはあくまでツール。重要なのは誰がどう使うかだと思います。皆さんの塾に通われている方は、有名な予備校講師の授業ではなく、まぁ、もしかしたらちょっとは浮気しちゃうかもだけど、基本的にはその塾の先生の指導を待ち望んでいるのだと思います。
子どもたちの学びを止めないために、僕らも学ばなくてはですね。
以上ツール編でした。
オンライン小技&注意点集
誰の参考になるかもわかりませんが、僕が最近色々なところから仕入れた情報をまとめておきましょう。
- 課題管理に「Googleクラスルーム」を使っている塾さんも多い→GoogleアカウントをとってもらうならZOOMよりもGoogleハングアウトの方が親和性が高いという情報もあり
- ZOOM画面共有でYouTubeも流せる(セルモの雪平先生ありがとうございます!)
- ZOOMのボタン配置はパソコンや機種によっても違うので注意(特にブレイクアウトルームからの脱出)
- ZOOM毎日実施する方はミーティング設定で繰り返し設定みたいなのができる(番号変わらず楽ちん)
- うちはなぜかパスワードもいらず入室できている(多分アップデート前に予約したミーティングだから?)
- オンライン対応後、勉強時間が圧倒的に増えている子が多い
- オンラインがモチベーションアップにつながるという子も多い
- 生徒にも先生にも悪い意味の慣れが出てくる頃だが、コミュニケーションでカバーしている方が多い
- 学校の謎課題に苦しめられている子が多い(オンライン関係ない)→答えは教科書の中から探しなさいって語句ならわかるけど計算問題は数値が違うやん
思いついたら追記していきます。
感謝
最後に忘れちゃいけないこと。
何もオンライン対応しているのは塾だけではありません。そう、こちらがオンライン対応をしているのであれば、当然その向こうにいる方々もオンライン対応してくれているわけですね。
改めて、いきなりの対応に付き合ってくれた生徒や保護者の皆様に感謝です。みんなスピーディーに動いてくれて、すごく助かりました。ありがとうございました。
これが20年前だったらどうなっていたんだろうなと思いながら、画面越しでもみんなに会える毎日が日々の楽しみです。
この状況がいつまで続くかはわかりませんが、手を動かし頭を働かせるそのことが、きっと素敵な夢や未来につながっていくと信じています。
最後に、今月の月のお手紙を。
本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。
一緒に頑張ろうね。