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小國裕美 オフィスイマジン office imagine

愛の小径 プーランク 小國裕美

2023.02.11 14:42

❇️「Les chemins de l'amour」愛の小径 

この曲はプーランク作曲でとても美しいメロディーです。

もともとは、情感を込めて歌う、「シャンソン系の雰囲気を持つ歌」ですが、クラシックでも歌われており、両方の歌い方があるようです。

またピアノやフルートのソロ曲として演奏されております。

亡くなった恋人へのこめられた想い。

やさしいメロディーにのせて


小國裕美が2017年5月16.18.19日、フランス パリにてレコーディング、同年9月にリリースした、CD 「Parfum de Paris 」より。フランス語

Recording-Mixing Studio EGP PARIS .



原詩 ジャン・アヌイ

作曲 フランシス・プーランク

Les chemins qui vont à la mer

海に向かう小径は、

ont gardé de notre passage

私たちが通った名残り、

des fleurs effeuillées et l'écho sous leurs arbres

手折った花と、木々の下にこだました

de nos deux rires clairs.

私たちふたりの明るい笑い声。

Hélas des jours de bonheur

ああ、幸せの日々、

radieuses joies envolées

光り輝く喜びは飛び去り、

je vais sans retrouver traces dans mon cœur

私は行く、心のなかに痕跡を見出すことなく

Chemins de mon amour

私の愛の小径を、

je vous cherche toujours

あなたを今も探している

chemins perdus vous n'êtes plus

迷い道にあなたはおらず

et vos échos sont sourds

あなたの声が響くことはない。

chemins du désespoir

絶望の小径、

chemins due souvenir

思い出の小径、

chemins du premier jour

初めての日の小径、

divins chemins d'amour.

神聖な愛の小径。

Si je dois l'oublier un jour

いつか忘れなければならないのか、

la vie effaçant toute chose

人生はあらゆることを消し去ってしまうから。

je veus dans mon cœur qu'un souvenir

でも私は心の中にこの思い出を

repose plus fort que l'autre amour.

別の愛よりも強く取っておきたい。

Le souvenir du chemin

小径の思い出、

où tremblante et toute éperdue

この小径で震えながら、うっとりと、

un jour j'ai senti sur moi brûler tes mains,

私の上にあなたの熱い手を感じたあの日、

Chemins de mon amour...

私の愛の小径...(繰り返し)