私が言う、借金で無駄な拡大をしたパチンコ店の象徴的な武漢肺炎性倒産。負債37億円。
私が言う武漢肺炎後に起きるババ抜きは「小企業では無い」という事で有る、むしろ売上げを伸ばせば業界トップと言う、ビジネスモデルと称して、原価のパーセンテージを歪めてきたのが今まででの大きく成るための経営。そしてそれが、現在の成功への既成概念化と成っていたが、しかしこの武漢肺炎後の教訓で、その歪みが弾ける時が来たようだ。固有の黄金パイに戻さ無ければ、その業種が生き残れない事を悟らせて貰ったといえる。即ち、端的に言えば「本業」を基本に戻す時、売上げだけを求めて、借入金だけを増大させる歪みの経済は、売上マジックが消えた後には破たんする。
東京都内で3店舗のパチンコホールを運営する㈱赤玉(玉井俊治代表取締役/本社:愛知県名古屋市)が4月15日、東京地裁に自己破産を申請し、同日、破産手続き開始の決定を受けた。負債額は約37億円で、ホール企業が新型コロナウイルス感染拡大の影響で倒産するのは初のケースという。複数の信用調査機関が伝えた。都内3店舗のほか、愛知県内でパチンコホールやカラオケ店を運営し、2004年4月期には売上高約211億円を計上していたという。しかし2019年には売り上げは60憶円以下に落ちていた。最初のパチンコ店で儲けた金を使い次から次へと金利が払えると借入金を増やし、拡大したこの経営者だが。同じような事が言える飲食業チェーン。1店舗で家族で遣っている飲食業は、こうした飲食店チェーンに依って売り上げを減らしてきたと思うが、今度は1店舗で家族で遣っている飲食業は生き残り、飲食店チェーンは倒産の危機にある。1店舗で家族で遣っている飲食業は2か月閉めても、小さな金額の家賃と家族の給与。これなら蓄えで耐えられるし、借りている大家との話し合いも出来る。しかし大手飲食チェーンはどうだろうか。例えば100店舗を持ち、取って置くべき利益は次への新店舗の拡大に使いきっている。それは、これだけの売り上げが有る筈だと思って遣っている。しかし、売り上げが止まれば、借金と大きな家賃と大きな人件費の保証が必要となる。
逆に言うならば、小企業の方が生き残り、弱い大企業や無理をした中企業の方が危うく成る。と言うのが、今回の教訓。ホンダだって小さな町工場からのスタート。若者よ大志を抱け。今戦後の時代に戻り、自分の持つ夢に愛情を注げば、きっと君の時代が来る。この戦後の焼け野原。写真に立つ二人は何を考えたのか。