映画『フランシス・ハ』
最近、偶然だか必然だか、シアーシャ・ローナンを続けて観ていて。
彼女がとても多くに出演している波に乗った女優さんなのはあるけれど。
『ストーリー・オブ・マイ・ライフ 私の若草物語』を、自分が思った以上に楽しみにしているせいか自然と引き寄せるみたいで。
彼女と多くタッグを組む、女優で監督のグレタ・カーウィグ。
そうだ、女優の姿を観ておきたかったんだった。
90分満たないのに彼女を存分に堪能。
映画『フランシス・ハ』
監督:ノア・バームバック
出演:グレタ・カーウィグ/
ミッキー・サムナー/アダム・ドライバー/マイケル・ゼゲン/パトリック・ヒューシンガー
国を越えてもアラサー女子に共通点と共感があるのはなんなんだろうな。結論)
一見したら、フランシスはただのメンヘラなのかもしれない。
執着心の強い女なのかもしれない。
親友が好すぎるのかもしれない。
本当の貧困を知らずとも、周りを見れば立派な貧乏で
自由は効かない。
自分の本当にやりたいことではうまくはいかない。
でも意地を張ってやりたい一心で自分の道を信じてみちゃう。
なんでかどうして、タイミングが悪いものか。
あぁーー
ちょこちょこチクチクと、なんだって分かる感情があるものか。
観てて珍しく1時停止し、お酒を取りに行きました。←
いや飲みたくなるわな!
人ごとのように観ると、なんて残念で滑稽な人生の一部なんだろう。笑)
うっかりのめり込んじゃうと落ち込むんだけど(笑)
いやいやそんな作品じゃないわけで。
ラストにかけて、住む場所や居場所が次第に移ってゆく。
動くたびに自分にも周りにも揉まれつつ、
自分の道を徐々に広げて生きる術を増やしてゆく。
それは妥協でもあり、いや、自分の意思での選択でもあり。
きっとフランシスのように、不器用でも、人が教えてくれた別の道や
自分に才能がないことにきちんと気付いて、受け入れることがなら。
彼女のように、思い描いた未来じゃなくても笑顔で充実した生活が待っているのかもしれない。
お金もちゃんと稼げて、今まで不自由していた自立にも問題がなくなってくる。
これで、これが、大人になるってことなんだよ、ね。
じゃぁ、気づいてたり結婚とか脚本とか演出とか 制作さんとか?
なんなら会社に就職的な?別の道のが私の中に才能があるかもしれない。
幾度もやってみれば?て勧められたし。
その方が、フランシスのように人生一つ進めたかしら。
フランシスが最後に歩き方を変えていけたのが最大の違いとして
今の自分がちょっと、打撃を受けて終わった。爆)
大人になる方法にうなづいてる場合じゃないっての。。←
それでもまだ私は、もがいてワーワー言ってるフランシス状態を
続けるみたいです。
人生の保険として、
こんな幸せもあるってことを教えてもらった、っと。
30歳を目前にして悩んでいたなら、タイミングとしてこれって
オススメかもしれないなぁ。
いやしかし、題名と直結するラストがなんともフランシスらしくて。
いつまでもどこまでも、惜しくってこういう人、いるし、自身かもしれないなぁなんて。笑)