ライターの醍醐味、エディターの醍醐味。
ライター、エディターをしていて、この上ない幸福感を感じるのは
「未知との出会いが高確率で、強制的にやってくるということ」だ。
私はそう感じています。
画像は内容とは関係ありません。
ただ一回、こういう科学雑誌みたいな写真を作ってみたかった。
で、今は絶賛、原稿執筆の最中でして。
これを書いている目の前のディスプレイでは、
他のウィンドウで「LAビートシーン」の記事を探し、そこに登場するアーティストの曲を
何曲か、流しながら取材ノートをまとめています
今回の原稿を書かなければ、絶対に出会わなかったであろう音楽。
でも、流れてくるメロウで甘くて聞いたことのない音楽に
身をまかせながら、心地よく作業しているのも確かなのです。
ああ、またおもしろいものに出会えた。
しかも、このありがたい出会いは、あっちからやってきて、ドーンと体当たりしてくる。
うぉ!なんだこりゃー!
と思って聞いたり調べたりしているうちに、取材した相手の見る世界が頭の中に浮かんできたり
はてまた、まったく違う世界にも出会えてしまったりして。
未知との出会いが高確率で、あっちからやってきて、
しかも芋づる式にさらなる未知に出会っちゃったりする。
ライターとは、なんて刺激の多い仕事なんだ。
そして、「編集」という世界に関わるようになって
出会った未知の再構築、という要素にも触れるようになりました。
これもまた、ほんっとにおもしろい。
・・・思えば教員という仕事も、そうだったかもしれません。
「人が経験できることってね、限界があるでしょう。
未知の世界を覗いて、ああこういうものかって想像するためにね、
本を読むのよ。」
この名言。
まだ1年目、23歳の時に、36歳も年上の国語の先生がささやいてくれた言葉の衝撃は
いまだ心の奥にグッサリ刺さっているのです。
こんな深い(←もっといい形容があるはずなのですが、思いつかない!修行せねば!)
言葉と日々出会えていた、いい仕事だったな〜と思っています。
と、いうわけで!
ひと息入れるミルクティーが入るまでの間に、思いついたことを一気に書いてみました。
一生、おもしれえ。と言っていたい。
未知と出会い続けたい。感動していたい。
ライターの、エディターの醍醐味です。
旅人フォトライター × 食いしんぼうエディター
ウエミチメグミ
※余談ですけど
ネットで読んだ記事の音楽を、すぐにyoutubeやApple Musicで聴けるって
なんてぜいたくな時代なんだろうと思います。
高校生の頃、「これ読んでみろよ!」と音楽雑誌を貸してもらっても
そこに書かれている音楽を聴きたくても聴けなかったりして。
今なら、それこそ芋づる式に聴けますよね〜!
なんていい時代なんだ。
今日聞いていた音楽はコチラ Thundercat / Uh Uh