Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

turu64のひまな時&メモ用ブログ

DispeakでDiscordの読み上げをボイスチャットに流しながら自分も喋る方法

2020.04.19 09:10

Discordの読み上げには日本語対応の「Shovel」というbotが存在するのだが、最近"例の病気"で利用者が増えて負荷が高まっているのか、メッセージの読み上げが送信されて悪いと2分後に読み上げたり、読み上げたとしてもブチブチ音途切れが発生して何を言っているのか聞こえなかったりする。

ので、解決としてDispeakというDiscordのメッセージを棒読みちゃんに伝達して読み上げさせてくれる外部ソフトを利用することにした。

しかし、Dispeak(棒読みちゃん)の音声をDiscordに入れ、かつマイクからの自分の声を入れるには仮想オーディオミキサーが必要になる。

仮想オーディオミキサーにはVoicemeeter Bananaというフリーソフトを使用します。

オーディオ音痴というかオーディオ老人な自分にはこの設定で40,50分格闘したのでここにメモしておきます。


おそらく、ここでは通常とAUXの使い方が普通の使い方と逆転しています。


使っているヘッドセットはRazer Kraken Tournament Edition。

(Dispeak・Voicemeeter Bananaの導入は割愛)

Voicemeeterのソフト設定。

左上「HARDWARE INPUT 1」には自分のマイクに指定。

右上「HARDWARE OUT」の「A1」を自分のスピーカーデバイスに指定。

真ん中、「VIRTUAL INPUTS」の「Voicemeeter VAIO」の「A1」のみオン。

同「Voicemeeter AUX」の「A1」、「B1」の2つをオン。

※PC起動時に自動起動させるにはMenuより「System Tray (Run at Startup)」にチェックを入れる


次に、Windowsのサウンドコントロールパネルから、

再生」タブのVoicemeeter Aux Inputを規定のデバイスに指定、

Voicemeeter Inputを既定の通信デバイスに指定する。


「録音」タブのVoiceMeeter Aux Outputを規定のデバイスに指定、

VoiceMeeter Outputを既定の通信デバイスに指定する。


Discordの入力デバイスをVoiceMeeter Outputに指定する。


Discordの出力デバイスをVoiceMeeter Inputに指定する。

これで自分の声は通ってる・・・はず・・・。


棒読みちゃんの出力デバイス設定をVoiceMeeter Inputに指定する。(ここはどっちでもよさそうだけど)


棒読みちゃんのVOICEROID連携プラグインを使ってVOICEROIDに喋らせるにはVOICEROIDのオーディオデバイス設定もVoiceMeeter Inputに指定する。

(画像はVOICEROID 2)


これで自分の声+Dispeakによって伝達されたDiscordのメッセージの読み上げ の2つがDiscordに入力されるはずです。


Razer Kraken Tournament Editionの場合、ゲーム音(既定のデバイス)とVC音(既定の通信デバイス)の音量バランスを変えられますがそれも一応機能しているみたいです。