Professional JBL. The essential existence in my audio system.
定期的に親友と「電話」で、お互いの状況を「声」という鮮度の極めて高いツールを使って連絡を取り合っています。
離れていてもどういう音を聴いているんだろうか。ブログの写真とほんの少しの説明で、なんとなく、だけど、かなりの高い確率で今の状況を察知することができます。
むしろこちらの方が表向き何も変わっていない。音がこんなに変わったってどんなに思ってもそれが伝わらないもどかしさを感じてもいます。
美味しいラムを柚香さんが調達してくれました。オーストラリアの美味しいワインも柚香さんがしっかりと教えてくれました。感謝あるのみです。
私が彼女にできること。美味しい紅茶を淹れること。ワインにふさわしいグラスを選択すること。そして、私のオーディオ世界で柚香さんが「この音大好き!」って語ってくれること。
かつて、クラシックは英国のスピーカーで浸るように聴くことが好きでした。最初はRogersのL/S35Aでした。次にHarbethのブックシェルフを導入したんですが、線が細すぎて頼りなかった。
で、フランス、ボルドーへワインの勉強に行く前に英国Tannoy社のCanterbury 15を購入。
これは究極のクラシック専用スピーカーでした。
2001年3月。Professional JBLを導入して我が家にユニットがやってきた。
今、親友に提供していただいた大きなサイズの箱にプロ用JBLユニットを設置して19年が経過しました。スピーカーを駆動するアンプは、真空管300Bアンプ、McIntoshのプリアンプ、パワーアンプ、アキュフェーズのパワーアンプや英国メリディアン社まで使ってみました。
でも、納得行かなかったんです。プロ用のスピーカーに対してアンプが負けている。
むしろ、アンプも安いけどプロ用の機材使ったらどうよ。
で、今の装置のスタイルが出来上がりました。10年ほど前にはプロ用JBLを仕舞い込んで、Electro Voice社の業務用スピーカーを使ってJBLとどこがどう違うのか、その違いを見極めたりもしました。
で、今は2001年に導入したJBLのプロ用システムをできるだけシンプルに鳴らし込む。
そこにお金は極力かけないで目標を目指す。そういうスタンスで頑張ってます。