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お茶は相手あってこそ

2020.04.19 14:15

お茶のお稽古をしていると、ご自分で自宅でお稽古をされたくなると思います。

ですが、お茶は1人でするものではなく必ず人を介した方がよいとも言われています。

それはなぜでしょうか。

ご自宅でお稽古をすると、緊張感がなくおざなりになったり、また変なくせがでることもあります。

無意識になるとお点前が一気に変わってしまうのですね。

お茶は相手がいてこそ、その相手にむかいあってこそのお茶なんだと思います。

ですが、相手にむかいあうのは私自身。私の心がぶれていたり迷いがあると美味しいお茶は点てられません。

相手がいてこそですが、同時に自分の気持ちに向き合うためのお茶でもあります。

ご自宅でお茶を点てるときには、ぜひご自分の気持ちに向き合う気持ちで、意識をきらさずお稽古ができるといいですね。