タンギング#002

2020.04.20 08:19

「ラララ〜♪」と歌を歌うときに舌がつくように、管楽器でも舌をついて音を区切っていきましょう。


目的


※チューナーで基音を鳴らしておき、耳で聞きながら行うとやりやすいです。


①まずは、ロングトーンをしましょう。タンギングせず、息を「ふうー」っと楽器に流していきます。息の流れがスムーズに整うまで数回繰り返しましょう。


②安定していれば、間に一回だけタンギングを行います。意識してほしいのは、息の流れを止めない事です。舌が戻ってくる位置が変わらないように意識して行います。


③間のタンギング2回、3回と増やしていきます。安定していたら、音の出し始め(発音)にもタンギングしましょう。


ポイント

タンギングがスムーズにならない方は、舌を素早く「離す」イメージでやってみましょう。「沢山素早くのタンギング練習」ではなく、1回、2回行いご自身のタンギングを丁寧に確認します。


サックスの場合は、先端からみて舌の少し奥の部分に舌を付きます。(楽器によって違ってきます。)

ロングトーンがうまくいっている時の舌の位置から最短距離でリードに素早く付き、リードにあたる面積は小さくするイメージです。


効果

スムーズなタンギング位置が整う事はアンブシュアも整い、息も流れやすくなる事でもあります。ご自身の舌の感覚に集中し、確認する事で脳内も刺激されます。慣れてきたら指を動かしながら、タンギングのタイミングを合わせるスケール練習も行ってみてください。

サックス

タンギンのルール

スラーがなければ、全てタンギング

スラーは、最初タンギングであとはなし

舌の付き方は、

舌の少し奥か、稀に舌先の方もいます。

(練習フレーズ:1)

指と、舌を、一致させましょう。

(練習フレーズ:2)

スラーを吹き分けましょう。