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【宙棲魚】

2020.04.20 15:00

私は宙棲魚である


ゆうに星5つの間を身をくねらせて

泳ぎながら宇宙を漂うその人(魚?)

は地球人として生きている私に

合わせて話してくれている


宇宙は広いから

昔の顔馴染みに

久しぶりに会ったから

ちょっと寄ってみた

くらいの気軽さで


しばらく泳ぎ回った後に

宇宙の彼方へまた

漂っていった


『あの魚からしてみたら

人間は微生物くらいのものだろうか?』


その問いに最後に宇宙の彼方から

答えてくれた


『大きさは関係なく、

同じ生命体の1つである』

人間にとっての微生物もそうであるように

彼にとっては人も微生物も自分も

この世界の中に在るただの命なのだ