ハマりやすい「思い込み」

2020.04.20 00:06

先日、

前期の振り返りからの

メディアクリエイター組織の

次半期のマネジメント戦略と、

戦術を決めるべくオンラインで合宿を行いました。


全員の意識を統一し、

論点にフォーカスするためには

アイデアのビジュアライズが重要になるわけですが

普段はホワイトボードや付箋を活用するところを

オンラインということで

miroというツールが活躍しました。

https://miro.com


デザインツールのfigmaもそうですが、

リアルタイムで共同編集ができるツールの登場により

アイデアのプロセスが可視化され

より早い段階でフィードバックが返せるようになりました。


現在オンラインで開催している

クリエイターの新卒研修ですが、

先日インフォグラフィックスの課題提出がありました。


毎年みんなが苦戦するこの課題ですが、

苦戦するポイントとしては

「伝えたい情報に一貫性が無い」や

「ビジュアルに意味を持たせきれていない」など

そもそもの課題もありますが、


他人も自分と同じく

理解してくれるだろうという「思い込み」


という点があります。


我々クリエイターは、

アイデアのタネを見つけては広げて、

作っては壊すという

Scrap & Buildをとにかく沢山繰り返さなければ

誰もが認める良いアウトプットにたどり着けません。


もちろん、

アウトプットを自分以外の人に見てもらい

色んなフィードバックを受けているはずですが、

思ってる以上に「思い込み」は厄介で、

ベテランですらハマる罠だと思います。


自身が頭の中で考えていることを

アウトプットとして可視化することも重要ですが、

意図的にプロセスを可視化し、

早い段階から人目に晒し、

自身の考えとのギャップを理解し、

それが埋まっているか

を、常にネガティブチェックすることが重要です。



オンラインのツールのように

アウトプットのプロセスが嫌でも可視化されるものは別として、

自身のアウトプットを意図的に人目に晒し、「思い込み」を色んな視点から思考し直せるクリエイターは中々居ないし、

僕としても目指したいところだなと思いました。