アクアライドⅡ(八景島シーパラダイス)
インタミン社製のリバー・ラピッド(日本語だと激流下り?)。2009年にリニューアルして海賊をテーマにした演出が追加され「Ⅱ」となったようだ。水族館の一番大きな建物のすぐ横、かなり狭いスペースにあるので、規模が小さく、単券800円は割高に感じる。
僕が八景島シーパラダイスに着いたのが夕方ごろ、水族館などを一通り回って、最後に乗ったので、すでに辺りは真っ暗だった。濡れるのは平気なタイプの人間だが、この時間から濡れて、新幹線で帰らないといけないのは、さすがに辛い。しょうがなく、100円を出してカッパを購入した。
コースは細長い楕円のような形。その真ん中の島が待ち列になっている。真っ暗闇で誰もいなかった。そのまま奥に進むと、円形の回転する乗り場が見えてくる。黄色いライドに乗り込んで気づいた。普通、こういうライドは座った時点で、お尻が濡れてしまったりするのだが、ほとんど濡れていない。スタートすると、真っ直ぐ滑るように水路を進んでいく。暗いこともあって、スピード感があった。だが、波で揺れたり、あまり激流下りらしい動きをしない。そのまま、折り返してきて、海賊をテーマにしたエリアへ。ここでは水路の幅が少し広くなっていて、波が起きていた。ただ、その勢いも弱かった。1人で乗って軽かったせいかライドは常に安定していた。大砲が発射される演出もあるが、水は出ずに音だけだった(おそらく壊れている)。骸骨岩が付いたトンネルを抜けると、早くも終了の雰囲気。完全に波がなくなり、ゆったりと水路を進む。最後に巻き上げがあって乗り場に戻ってくる。
結局、カッパまで購入したのに、一滴も濡れなかった。本当に1滴すら体に当たらなかったのだ。乗車時間も2分ほどしかなく、物足りなかった。全体的にお世辞にも綺麗と言えるような状態ではないので、更なるリニューアル「アクアライドⅢ」が必要だと思う。
B−
水族館のすぐ横にある入り口
お世辞にも綺麗とは言えないコース
海賊岩と大砲の演出
ほとんど波が起きていない
コース中央の島にある待ち列の様子
回転する乗り場
木でできた大きな巻き上げ
実質、この時間が一番長い