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「Przerwa-Te tmajer」 Liryki Najpiekniejsze

2020.04.20 07:58

とてもじゃないですが、海外へ買い付けへ行くような状況ではない現在の状態で、そうして、行けないとなると何だか心はそうしたことを求めてしまっています。

なんだか最近は一年前のポーランドへ買い付けへ行ったときのことを良く思い出してしまっているのです。

ポーランドの古都クラクフには素敵なブックカフェがあって、そのお店がすごく良いな、と思っていたのですが、現在は閉めてしまっているようです。

遠い国のことも、このインターネットの恩恵ですぐそばのことのようにわかることは、良いことなのか、悪いことなのか、わからないままにあのお店の事を考えたりしながら今日も、窓の向こうの雨を眺めながら自分の本屋であくせくしています。


(朔太郎が「ふらんすへ行きたしと思へども ふらんすはあまりに遠し」と歌った心の憧憬は、コロナ以前にはもう世界中の何処にも存在しないと思っていたのですが、何だかいまは違う心持ちです)


昨年ポーランドで買い付けした絵本ですが、そう言えば更新が止まってしまっていておりましたが。まだ沢山あるのでまた少しづつ更新していこうと思っています。


「Przerwa-Te tmajer」 Liryki Najpiekniejsze

こちらは絵本ではなくて、詩集なのですが、これもポーランドで買ってきたものでした。

ポーランド語は読めないのですけれど、ページの端に描かれた花がパラパラ漫画のようにページが進むとどんどん成長していくのが楽しくて、ついつい買ってしまったんです。花でも押すのに良いかも知れない、なんて。


萩原朔太郎の詩の続きです。


せめては新しき背広をきて

きままなる旅にいでてみん。

汽車が山道をゆくとき

みづいろの窓によりかかりて

われひとりうれしきことをおもはむ

五月の朝のしののめ

うら若草のもえいづる心まかせに


今日は雨、明日は晴れるとのことなので、明日は晴れの日の絵本を紹介します。


Przerwa-Te tmajer」 Liryki Najpiekniejsze