#大阪大学 #新型コロナ #DNAワクチン 開発中
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大阪大学で新型コロナウイルスの『DNAワクチン』開発中…従来ワクチンとの違いは?(2020年3月24日)
MBS NEWS
健康な人が特定のウイルスに感染することを防いだり重症化を防いだりする目的で投与する『ワクチン』。
その開発には費用と時間がかかります。
しかし、過去に「SARS」が感染拡大した際には、ワクチン開発中にSARSは終息しました。
開発中に終息してしまえば、利益が得られず、開発費用を取り返せないため、大企業はワクチン開発の着手に消極的です。
そんな中、感染拡大を続けている新型コロナウイルスのワクチン開発を、大阪大学とベンチャー企業が取り組んでいます。
大阪大学医学系研究科で、森下竜一寄附講座教授らがベンチャー企業「アンジェス」などと共同で開発を進めているのは、『DNAワクチン』と呼ばれる新しいワクチンです。
「この中に今回のDNAワクチンのもとになるプラスミドDNAが入っています。
その中に新型コロナウイルスのS抗原の遺伝子を入れて、増やしているという過程です。」(大阪大学医学系研究科 森下竜一寄附講座教授)
『DNAワクチン』は、これまでの毒性を弱めたウイルスなどを使用するワクチンとは違い、新型コロナウイルスの遺伝情報の一部を体に投与します。
「ウイルスを一切扱いませんので、安全ですし、ウイルスの遺伝子情報があればすぐに作れますので、早く開発ができる。
通常の卵を使う方法が大体6か月~8か月かかるのに対して、2か月程度で出来るというのが大きな特徴です。」(大阪大学医学系研究科 森下竜一寄附講座教授)
森下竜一寄附講座教授は「今年9月には臨床試験を始めたい」としています。
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