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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生30)

2020.04.20 12:14

「たっくん、なに?急に…俺、なんか怒られてる💦」




「乃愛と結婚したら、たぁくんオコよ😡パーパ」




「…」




「ええー‼️るーたんと結婚?しゅてきね😳💦」




隆臣と乃愛の様子を見て、臣がしかめっ面になった。




「何だって!?聞き捨てならねぇな」




「待って待って💦何の話だかさっぱり…」




困惑して大きめに両手を振る隆二の後ろから、陽翔の父が申し訳なさそうに言った。




「あの~、お取り込み中ですが、そろそろ出発しないと」




「あ、そうですね‼️お騒がせしてすみません💦」




隆二がそう言うと、臣の表情も和らいだ。




「もう、お別れの時間か」




「とーしゃん、離してぇ‼️」




「お?おう…」




臣の手を離れると隆臣は陽翔の側に行き、手を繋いだ。




「ひーしゃん…」




「たぁくん…」




子猫も急にミューミューと小さく鳴き始め、

隆二の手の中から軽く爪を立ててよじ登り、

ごそごそとシャツの中に潜り込んだ。




「ニャーにゃもるーたんとお別れしたくないのね」




乃愛は隆二のシャツの上から、丸くなった子猫を撫でた。




もう片方の手で隆二の空いてる手を取って自分の頬に当てた。




「乃愛、わかるよ、ニャーにゃ…」




ピキ…




臣から小さな音が聞こえた。




「うぐぐ…メス猫ニャーにゃに、乃愛…」




「臣、大人げない」




ピキキ…




「眉間に筋、立てんな」




隆二に一刀両断され、臣は唇を尖らせた。




残された臣と陽翔の父はお互いに見つめ合い、苦笑いした。




「なんだか切ないですね」




「俺は別の意味で切ないです」




臣は面白くなさげにポツンと呟いた。




つづく