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この道往けば act2

旧国道158号 上新橋ー下新橋 中編

2020.04.23 00:28

全行程の半分くらいの探索を終えました。

しかしある意味気になっていた区間はここから。

気を抜かずに行きましょう。

このあたりは旧美山町域の中でも街中に含まれるあたりになるんでしょうか。

もともと国道だったことを考えれば、メインストリートであっても違和感はありませんが。

ここで再び越美北線を渡ります。

鉄道と道は同じスペースを共有することは多くあります。

特に山間部ではスペースが限られるため、その現象は顕著ですね。

足羽川の氾濫原に道を通しているこの辺り。

川と道と集落の関係がよくわかります。

こういう山間の集落は当然ですが道と川に沿って長細く形成されます。

かつて五街道と宿が重要視されていたように、それは古い道では特に顕著な特徴と言えるでしょう。

ここは特に細長いですが。

集落の中でも結構アップダウンがあります。

そして隣の空き地も下は石垣。

歴史ある道、そして集落なのがよくわかります。

ここは若干わかりにくかったですが、道なりに右ですね。

正面の道は新しすぎるので、右の縁石に沿ってカーブするのが本来の道筋です。

さて、ここで集落エリアは終わりを迎え、再び森の中へ。

正直こっちのほうが落ち着きますが、通れるんだろうなと言うドキドキ感は増してきます。

やっぱこっちの方が落ち着くわ(笑。

実は現状、越美北線は足羽川の上を長い陸橋で直進してます。

この区間も一応現役県道なんですけどね。

現役県道・・・。

というか主要地方道のはずなんですが・・・。

なかなか惨い姿ですね。

この先、市境に芦見峠(あしみとうげ・レポ未)の分断区間を抱えているので致し方ないのかもしれませんが。

これは良い切通し!!

突然現れましたが、こういう景色が見たかった!

これがあるから旧道探索はやめられません。

実際来ないと、この景色は見られませんから。

次の集落が見えてきました。

そしてここでは新たな展開を迎えます。

明らかに大きな道と遭遇しました。

これは現道ではありません。

国道364号

左に曲がり、重複を開始します。

ちなみに右へ進めばかの有名な大本山永平寺。

さぞ峠もありそうと思いますが、意外と名の残る峠がないんですよね。

もしかしたら、字名である宇坂(うさか)自体が峠を指しているのかも。

左を向けば再び越美北線。

ご無沙汰してます。

しかしこの重複は長くは続かないのです。

踏切直後を即右折!

重複離脱!!

そして再び西へ進みます。

一瞬の重複でしたが、道は重複前とほぼ買わない印象ですね。

街道とあらば一つは期待する発見。

古橋みっけ!!

本来ならじっくり見る所ですが、ここは次回に任せる判断をしました。

これはこれで1ネタやりたいレベルで渋いからね。

なにより、ちょっと時間が無くなってきたのです。

待ち合わせに遅れちゃうよ。

そしてここでもう一度越美北線を渡ります。

この踏切が一番ゲート感がありますね。

ちなみに国道364号の重複を離れた時点から県道としての指定は受けていません。

つまり・・・、

旧道としての真の姿が始まる!!

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