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cream

2020.04.23 02:00

日中マスクをつけていることで肌荒れ、吹き出物、ニキビ、乾燥・・・。

肌トラブルを体験している人が多くなっています。

好みのテクスチャアに調整できる乳化剤を使用し

肌とラブに合わせた植物油、精油の作用を取り入れマスクをつける時もつけない時もスキンケアに

役立つクリームレシピ

基本のクリーム 50ml


ビーカー1(写真右:30mlビーカー)

・スキンケアに合わせた植物油   20ml

・乳化ワックス              3g〜5g

*乳化ワックスとは

植物由来の原料から作られ 乳液タイプのさらっとしたタイプのものを作りたいときに使用。 

オイルと水、乳化剤の量を調整することで仕上がりのクリームの固さを調整することができます。


ビーカー2(写真左:50mlビーカー)

・精製水(芳香蒸留水でもOK)  30ml


その他

・植物性グリセリン   3ml

・精油         5滴


・ビーカー 3個 (50ml、30ml、100ml)

・電動クリーマー

・温度計


1:1と2のビーカーを湯煎にかけ約60度まで温める。

*2の精製水は温めると蒸発して容量が減りますので30mlになるようにしておきます。また温度が低いと合わせた時にきれいに乳化しないことがあるので温度に注意します。


2:温まったビーカー1とビーカ−2を100mlのビーカーに入れ電動クリーマーでよく混ぜる。

勢いが良すぎると飛び散る可能性があるので注意が必要です。

10分ぐらい混ぜます。

(*写真はタマヌオイル(黒色のオイル)を使用しているため色がグレーになっています。)


3:祖熱が取れ乳化(油浮きせず白っぽくなった状態)していることを確認し、グリセリンと精油を入れよく混ぜ、冷蔵庫に保存して2週間程度で使い切るようにします。 

水の量を増やすと柔らかめ・オイルの量を増やすと固めのクリームが出来ます。


セルフケアに取り入れたいアロマレシピ


参考として

*ファーナスオイル、ポメグラネイトオイル、タマヌオイル、ネロリ芳香蒸留水を使用

乳化剤4g

クリームより少し柔らかく仕上がっているのでボトルタイプの容器に入れても使用できます。


ファーナスオイル

 アブラヤシの仁と、ココヤシの実が原料で、常温で液体の「カプリル酸とカプリン酸」(中鎖脂肪酸トリグリセライドの飽和脂肪酸だけを分離抽出)で作られている。 

飽和脂肪酸(炭化水素基に二重結合を含まない脂肪酸)は、空気中の酸素と結びついて酸化されない為に、通常の保管や使用方法を守っていれば、腐敗や劣化をほとんど起さないという利点が挙げられる。 そのままのアブラヤシ油とココヤシ油は、沸点が高く常温でも固まりますが、ファーナスオイルは分離抽出であるため、固まらない。また、中鎖トリグリセライドは、体内代謝サイクルの中でステアリン酸に再結合されない為、90%近くがエネルギーとして利用され、肝臓で水と二酸化炭素に分解されてしまうので、体内に蓄積されることはほとんどない。 (ケモタイプ精油辞典より)


ポメグラネイトオイル

ザクロ種子油、ミソハギ科  種子から抽出

共役リノレン酸(必須脂肪酸の一つであるα-リノレン酸の二重結合が自然の中でトランス化したもの)が大部分を占めている脂肪酸組成を持つ。

リノレン酸の中のプニカ酸(細胞活性作用に優れる)が74%含まれている。


タマヌオイル

オトギリソウ科 仁・果実から抽出 独特な匂いと暗い灰褐色

「天然の万能薬」「森の薬局」などと言われる美容効果の高い天然オイルで、ハワイを含む太平洋の島々では、古くから伝統薬として、にきび、湿疹、乾燥肌、虫刺され、切り傷、擦り傷、やけど、刺し傷などに幅広く使われている。 ビタミンEなどによる抗酸化作用、カロフィロリードによる抗炎症作用などが報告されていてて、ビタミンEについては、一般的なトコフェロールよりも抗酸化活性が50 倍程高く、スーパービタミンEとも呼ばれるトコトリエノールが豊富に含まれます。 脂肪酸組成は、不飽和脂肪酸(主にオレイン酸とリノール酸)が70~80%、飽和脂肪酸(主にパルミチン酸とステアリン酸)が20~30%で、4種類の脂肪酸をバランス良く含みます。

独特の匂いがあるので単体で使用するより他のオイルとブレンドして使うことをおすすめします。