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最近自分用に作ったクランクとテストカラー

2020.04.23 13:39

近頃は新型コロナウイルスのおかげで外に出るのも憚られるかんじですが、テストには行きたいし、ここ一週間ほど強風の日が続いており、しかもこの先しばらくは続きそうなので天気予報のHPを見るたびに唸っております。

 

今年になってから過去作の内、人に渡したものの中で良い成績のものや、何らかの理由で試験運用を途中で止めてしまったモデルやカラーの再評価もしてみようと、そういったモデルを保管しているストック箱を開いてみると、やはり『もうちょっと手を加えると良いかも』と思えるものがいくつかあったので、手持ちの数が少ないモデルや現在の試作品に『まずはカラーから』と塗ってみることにしました。

 

少し前に完成したHP502のフロリダカラーもその一環でしたが、今回は一気に数が増えました。

 

◆FL90 (シャンパンタイガー(仮)) 

元はHP60に塗ったものでこんなかんじです⇩

このカラーなんですが、大元はFL62に最初期のみ存在したシャンパンシャッドというカラーが原型で、シルバーとゴールドの中間的でこれこそどこでも使えるカラートーンとしてラインナップしていたものでした。

そのシャンパンシャッドに手を加えたのがこのHP60のシャンパンタイガー(仮)なのですが、しばらく使ってみたところ、真夏の真昼間・炎天下のカバーの外で他のモデルやカラーへの反応がピタッと止まった時に妙に釣れるという『まあ、ほとんど出くわさないシチュエーションやな』という感想だったのですが(トータルの釣果自体も悪くはありませんでした)、それを弄ってみたらどう変化するのか、という非常にミクロ視点というかそもそも比較に適したシチュエーションもそうそう無いやろという、ホントにただの思い付きで手が勝手に動いてしまった結果が先のFL90です。

 

なんか・・・ブラウンサンバーストのギターっぽくなった気がしますが、これが完成したらまたあちこちでテストしてみようかと(行けるのか?)。

 

それと同時に塗った派生カラーその2

 

FL62DR (キャンディブリーム(仮))


先程のシャンパンタイガー(仮)のベースカラーを吹いたところで、もう勝手に手が動いてました(笑)

下の写真がカラーチャートにもあるブリームです。

元のブリームは極力反射という要素を抑えたカラーでしたので、全体的にもやっとした印象にしてありますが、今回は極荒のシャンパンゴールドがベースなので、背中の色も反射のオン・オフがくっきりと出るように、より黒っぽくしてあります。

 

FLシリーズでも光(可視光線)の反射を意識したカラーは久しぶりに塗るので、これでまた用途の隙間を埋められるものになってくれていればと思います。

 

一人で作っていると興味を引かれた方向に行ってしまいがちなので、そのとき抱えている試作品や試作カラーの性質などが今ひとつ判然としない期間があれば不遇な目に会う被検体も出てしまう、ということです(笑)

 

それと

FL62DRのホットタイガーと試作品FL90DRのキャンディグリーンタイガーです。

 

この2つは欲しい時もあったな(FL62DR)、というのと、琵琶湖で絶対必要な種類のトーン(試作品FL90DR)なので、いつ行けるかはさっぱりわかりませんが、野池でテストしつつ、琵琶湖で投げるのを楽しみにしておこうというものです。

 

それなら手持ちのCATHERINEシリーズにも赤系とホットタイガー増やしてFL90シリーズにも必要なカラーを増やしておくべきだろうか?などとも考えていたりします(笑)

 

それとまだいくつかあるので、今回はこれで最後ということでHP502MRの黒金#2です。

これも自分用に塗ったものですが、この黒金#2はこういう丸っこいボディでジリジリした反射を広範囲に拡散するのが目的で塗ったカラーですのでHPシリーズにはよく似合っています。

 

見た目に金のトーンは販売用のものとほとんど差異がありませんが、金の粒子がより立ち上がって見える塗り方にならないかと下地を何度か塗っては剥がしを繰り返したものです。

 

塗料はなんでもそうですが、色のレシピがその塗料メーカーがいつの間にか変えていて『あれ?こんな色やったっけ?』となったり、同じレシピであってもその塗料の素材のわずかな違いで『今回の極荒シルバー、粒がペタッと寝たようになるナ』ということがあります。

 

とくにメタリック系は製造ロットごとに違うぐらいの感覚でいますが、粒子の大きさ重さが違うものが同じ瓶の中に存在しているので、吹いているうちに塗装面の質感が変わるのはもちろん、同じ瓶で使い始めと使い切る寸前ではまったく別モノな印象になったりします。

 

なので、私にとって初めて『今時のメタリックカラーを使った時の感動』を常時再現できる下地というのはなかなか大事なことなのです。

 

さて、これらの試作カラーが活躍するのが何時になるかはわかりませんが、まだいくつかあるので追々書いていこうと考えています。

 

それでは皆さん良い釣りを(o^-')b