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さいたま自死遺族の集い*星のしずく

新コロ~娘想起

2020.04.24 00:42

娘の自死からまるまる3年経ってます。

(正確には3年と3ヵ月)


寝ても覚めてもその事ばかりが心を埋めつくし、泣いて、のたうちまわって、とりあえず息をして過ごした日々。


感情の起伏が激しく、ジェットコースターに乗せられたままのような心理状態で暮れてゆく日々。


前向きも何も、どっちが前なのかわからないで歩いてきたようなこれまでですが、なかなか進めずに、足踏みや後戻り(ムーンウォーク🚶🚶🚶)が多かったためか、細いけれどそれなりの獣道擬きの形跡が自分の後ろにあるような………。

ときどき振り返ってそれを見ながら一息ついている、そんなこの頃です。


ただただ悲しみに暮れるだけではマズイのではないかと、事後10ヵ月後に(大袈裟ながら)意を決してスタートしてみた仕事(パート)も、なんとか良い感じで続けてこれています。

そこで出会った二人の職場先輩に、あまり日を置かずに亡き子についても話せたことも、功を成している大きな要因だったと、自分の場合は思います。


なんでしょう………。

なにか話しても悪くない雰囲気?をこのお二人からは感じとれたんですよね。

その勘は外れず、ひとりの方は御自身が高校生の時に実母さんを交通事故で亡くしてると話してくださり、もう一人は十年以上前に病気で旦那さんを亡くしていると話してくださいました。


一見お二人とも快活で、元気に働くかあちゃんタイプの方々。

けれど笑顔の下には、打ち解けてみないとわからない、それぞれの悲しみが存在していたんですね。


その上での笑顔や快活さは、単調に明るいだけではなく、深みがあるのも頷けます。

出会って間もないうちに、私がついつい亡き子の事を話してしまったのには、それなりに何か感じるものがあったのだと。


無理して話すこともないけれど、無理して隠すこともない、そのときどきで自分の心にも無理のないように生きていこうかと思いました。

自分のテリトリーを広げていくような作業にもなるのじゃないのかなと。



今、この、新コロ(COVID-19)拡大の影響を受け、緊急事態宣言後の自粛で、閉鎖的な生活に為らざるを得ないからこそ、見えてくることもあります。


娘の事後に陥った『自身の心の状態』に近い状況。

いや、あの時の心の状態のほうが何倍もきつかったなぁとあらためて思い出されました。


悲しいかな………、そこを耐えてきた自分なので、新コロ自粛はさほど苦痛にも感じないんですよね~(^_^;)。


📷写真は夕方仕事帰り駅の様子。


新コロ拡大の影響で、いつも混み合う駅構内ホームも、閑散としている日々が続いてますが、妙に落ち着く自分がいるのです。←写メ撮っちゃってますし


これまでの通常の街の中にいる自分のほうが浮いてる感じがしてましたから、かえってこの静かなホームの方がしっくりくるというのかな。

世間のテンポについていけない、取り残された感じがしないのです。



いつだったか、かなり前のこと。

今のパートのお仕事を始めたばかりのとき、帰りに駅のホームでいつもの電車を待っていて、ぼんやり亡き子のことを考えてたんだと思いますが。

いきなり駅員さんに、


なにしてるんですか? 危ないから下がってください!」と、大声で注意されてしまったんです。


はっとして、え? 誰? 私に言ってるの? と、そんな感じの自分だったのですが。

(^_^;)今にも線路に飛び出しそうな様子に見えたんでしょうかね?!

そんなことを思い出しましたよ。

あの頃は相当………、ヤバかったんでしょうね。



そして今日、


こんなことに世の中がなってるなんて、あの子は知らないんだなぁ、のんびりできてますか?

遺書に書いてあったとおり、ちゃんと見守っていてくれてますか。

(見守ってなきゃシバくぞ!(`□´)←おい)


………なんて、新コロパンデミックだろうが何だろうが、亡き子に重ねて思いを馳せてみるのは相変わらずのお約束になっています。


在宅ワークにはならない通勤の自分なので、休みの日には出来るだけ自宅で巣籠もりしていますが、そんなこんなで全然暇しません。

楽しいことも悲しいことも、亡き子のことを思い巡らすだけでも脳内忙しないのです。


あ、でも、思いを巡らせ過ぎて、駅員さんに声をかけられないように気を付けねばですね(;´・ω・)。


さて、今週ももうひと踏ん張り。

星のしずく*管理人



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