不安なとき
2020.04.24 06:07
さまざまな感情や思考が目まぐるしく、不安や恐怖から理性が薄れてしまうこともあるでしょう。不安からトイレットペーパーや食料の買いだめ、置き所がない心は大切な人・身近な人に対して嬉しくない言動にすり替わってしまうことさえもあります。
私は不安です。
私は恐怖です。
と、感情や思考と自分が同一化していることによって苦しみはやって来ます。
「私」=「不安」「恐怖」ではない。
ヨガや瞑想では俯瞰して観る練習をしていきますが、これは、感情・思考・肉体・自分が別々のものであることを識別していくため。
感情や思考と「一体化(同一視)してしまっている」のと
感情や思考を「観る視点がある」のとでは異なります。
ヨガでは、この観る視点が自分の本質、アートマンと言います。
今の私の感情は、こうなんだ。
今の私の思考は、こうなんだ。
距離を置いて少し高い視点から観る。
自分を俯瞰して観る視点が不在になるから、感情や思考が自分だと思い込んでしまい、苦しい時は苦しみに飲まれ、不安な時は不安に飲まれ、幸せな時はそれをずっと握りしめていたくなります。
起きてもない未来への「不安」
その波に飲み込まれてしまいそうなときには、下記をやってみてください。
・5呼吸をゆっくりカウント
・背伸び
・不安と真逆な場所に身を置いてみる
・足、腰を安定させてバランスポーズ(ヴリクシャーサナ)木のポーズ
・高い視点から不安を観る
巣ごもり生活で鈍った身体のケアのため、心のケアのために、少しずつブログ更新していきますので、覗きに来て下さると嬉しいです。
不安はなぜか?
次回は、その点について書いていきます。