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逆のものさし講新聞 「後世への手紙」

「斉藤センムとラーメンと」佐古田

2020.04.24 21:00




ふと思う。


あの、街のラーメン屋の店主。底なしの情熱と探求心はどこから湧き上がって来るんだろうか。詳しいというより、マニア。(仕事だから当然か)

食材を卸す我々も情報について行けるのか、気が気ではありません。


うわさを聞けば東奔西走、日本中の食材や人気店をさがして旅をする。競争が激しい世界では日々の研鑽はもちろん、人並み外れた情熱は欠かせない。 


…おっと、申し遅れました、わたくしラーメン屋さん、飲食店さんに食材を納品しています。食材屋です。地元では結構有名なお店や、ミシュランガイドに掲載される職人さんともお仕事をさせて頂く機会にも恵まれまして、日々緊張しっぱなしなんですよ。


そんな職人気質の世界は、相手様と同じ心の温度で向き合うのが仕事の礼儀であり、お付き合いする上での必須条件じゃないでしょうか。


「ラーメンをつくる人の物語」長谷川圭介著


この本との出会いは2019年1月。

センムの主催される肚読北海道へ参加しました。雪で飛行機が遅延…。はたして飛び立てるのであろうかと心配しましたが無事北海道へ。


斉藤専務にエスコートして頂き、噂に名高いトリトンそしてラーメンをご馳走になりました。帰路の際センムからご紹介頂いたこの本。

今もこの本は旅の情景と共にあります。


センムからいつもご紹介を頂く書籍は

「仕事と人、生涯をかけて取り組んだ現実」

というメッセージを感じます。(私の勝手な意見)

硬派で職人の風が吹く。


相手様と同じ心の温度で向き合うのが仕事の礼儀だと書きました。HSさんの仕事に共鳴出来るような温度で本に向かい合い、汲み上げた力を社会へ還元していきたい。



2020年4月、あれから1年。

この大変化の時代にもラーメン店さんに食材を卸しています。鶏ガラ、豚骨、豚バラ。そこには変わらず今日もスープを見つめる人達がいる。